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ジャガーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[149] フォークダンス
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体温で遊ぶ


知らない人と重なる



白々しい程に語った


言葉達をしまって




傷付くのは


もう終わりにしよう



考えていた未来は


誰かの寂しさに


横取りされたから






生まれたての合図


気が付く間に


もうひと泣き




紙に書いた名前は


過ぎ去りし日々の面影






涙ぐむ曲を聴くと


"本当に愛していたんだ"って


うつむくのさ




おやつを選んでる時の横顔


死ぬ程退屈だった時の


タバコの味が






きっかけは

どんなだって

誰かを愛してしまえば

間違い無い愛の日々を

取り戻せるのかな





2008/03/28 (Fri)

[150] 雨上がり
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思い出すあなたの顔は


愛想笑いみたいな微笑み






恋がどうであれ


涙を流したとて


それはまだひとつのアルバム




やがて色褪せて


ホコリを被って


散らかった思い出の奥で


無くしてしまう







俺には奏でるべき音がある


勢い良く飛び出したそう言葉達がいる


誰にも邪魔されたくない領域がある




まわりを見ろ

環境はまだ至らない

理想には至らない



心の準備はもう出来てる

ひとりも怖くない

愛は持っている

恋はする暇も無い


新しい未来を予知し始めている






あなたの愛想笑いみたいな微笑みが

無数の言葉を生み出して


やがて振り返る事はしなくなって

前だけを向いて

本当の愛の極地を垣間見るのさ




あなたとの幼い恋が

無数の音に散らばって


やがて永かった雨は止み

雲が開き青空が覗き

虹を登って見える景色

この何もかもを歌うのさ




雨上がり虹が掛かり






雨上がり虹が掛かり






2008/03/28 (Fri)

[151] 雪だるま
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愛撫愛想愛想愛想

相槌を打って



良く良く良く欲欲

浴槽に浸かる

欲望に浸かる






冷えた指先なら

どんなしても痛くないんじゃないか


凍えて震える背中

今のうち叩き付けてくれないか






ブツブツ呟きそうな仏像が

こっちを見てる


微笑みが妙にムカつく



ゆるゆる緩んだ素顔で

許してくれ

揺るぎ無き真実を教えてくれ


あんた神に近いんだろう?





冷えた瞳なら

どんなん見ても痛くないんじゃないか


凍えた胸には少しの熱くらい通らないさ






冷えた指先なら

どんなしても痛くないんじゃないか


凍えて震える背中

今のうち叩き付けてくれないか




消えた望みを

望み続ける事は罪か?無意味か?


凍えた体じゃ

満足に動く事もできやしねえじゃねえか





2008/03/28 (Fri)

[152] ラーメンマン
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ラーメンだよ



いや…ラーメンマンかな?






どうしたかな〜あれな〜…



あれ…ちょっと嫌だったな〜やっぱり






お腹すいた!!










唐揚げカラオケ


ラーメンマン!




いや…やっぱ


パスタかな〜




2008/04/01 (Tue)

[153] 朝焼け
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振り返るばかりの季節を


過去に取り付かれた俺を


眠れないほど眠った時間を


ひっくり返して笑ってみようじゃないか






崩れかけていた自身も


それを気付かせてくれたあの娘も


ひとときの夢と飲み込んで


声高に吐き出してみようか






もう…気付いていたんだ


俺たちは運命でも奇跡でも無く




でも…確かな愛だった


痛すぎて何もかもを見失う程の愛だった










皮肉を振り撒いた時も


くだらなく笑う部屋も


全てが僕を通り過ぎて


形も無くして明日の僕を伺う






もう…気付いているんだ


あの空は多分このまま一生ただの模様だろう


でも…想像するのさ


虹を越えて銀河の果てへ飛び込んで…









もう…気付いていたんだ


俺たちは運命でも奇跡でも無く



でも…

目をつむっても


明日は来るから




歌うしかねえんだ


心が叫ぶんだ



そして今…


永かった夢から覚めた








朝焼けに


新しい歌を





誰のためでも無く


そう俺のための





朝焼けに


新しい歌を




2008/04/01 (Tue)

[154] 
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欲で歪んだ世界が


彩りを取り戻すのは


この瞬間だ

感動的な音で

爆発しそうな

視界に囲まれて




夢のびしょ濡れた枕


ここで何度迷っただろう


探すべきもの

なんて最初から

無かったんだ

決められた事も





白く真っ白な

透明の壁は

隔たりでは無く


手に持った

筆とパレット

好きな色で染め上げて

いいんだとよ





さぁ…何年も

知らなかった事



壁の内側で閉じこもりっきりの夢


空掛かる虹に憧れては
抱えた膝に顔を埋めて




さぁ…何年も

やりかった事


両手に持った色を

バケツの中に放って

俺を囲む壁にぶちまけるんだ






鮮やかに染まった

この気持ちは

夢に終わる夢では無く


手に持った

溢れ出す感情を

好きなように使って

いいんだとよ





そう…何年も

知らなかった事


壁の内側で閉じこもりっきりの夢


空飾る星に憧れては

抱えた願いに顔を埋めて




さぁ…何年も

やりかった事


両手に持った願いを

この胸の中に放って

俺を囲む壁を飛び越えるんだ




さぁ…何年も

やりたかった事


禁じられてると思っていた事

そんなものは最初から何もねえんだ

虹色の壁を乗り越えて今…

隔てるものは無くなった





2008/04/02 (Wed)

[155] 太陽
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感覚が滲んで行く


この手から広がる



無邪気な騒ぎ声達を


心に響かせて




雲が広がって

青空を出した

列からはみ出した

俺何処へ行こうか




まだまだ

始まったばかりの

広大なストーリー


ただただ

もがいていただけの日々を

連れて行くのさ

あの太陽が沈まないくらいに






この時は一度しか無い

同じように感じても


また新しく

目を凝らしてみれば



書き溜めた

無数の言葉達

嘘にならぬよう

嘘になっても




まだまだ

始まったばかりの

広大なストーリー


ただただ

もがいていただけの日々を

連れて行くのさ

あの太陽が沈まないくらいに



そうだそうだ

立ち止まるのは

勿体ないや


そんなそんな

胸湧き踊る日々よ

太陽のように

燃え上がれよ



2008/04/10 (Thu)

[156] さよなら
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壊れそうなくらい

痛め付けてた胸を

駆け抜けたのは


混乱しそうな日々に

無意識に拾っていた

不安という名の衝動だ




赤いピエロが手招きする方へ

黒いカーテンを次々にめくって行くぜ






あの夜に

さよなら言います


立てた誓いを

身体から取り出して



この夜に

置いて行きます


この道を行くには

あまりに重すぎるから






張り裂けそうなくらい

痛め付けてた胸に

ぼんやり映ったのは

振り返りもしない

誰かの背中だ





赤いピエロが手招きする方へ

黒い絨毯を次々に照らして行くぜ






あの夜に

ありがとう言います


立てた誓いを

身体から取り出して



この夜に

置いて行きます


この道を行くには

あまりに重すぎるから



あの夜にさよなら



あの夜を…





2008/04/12 (Sat)

[157] 
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もどかしさばかりに

付きまとわれて

外とさえぎられた窓ごしに指を指す



都合の良い後付けの意味ばかり背負わせた言葉


無駄遣いの頭





許されなくたって

やるしか無いんじゃねえのか

気負い過ぎて力を抜き過ぎた

ここはどこだ







雨だぜ


雨だぜ






ありのままの事を

表す事が恐怖で


俺をさえぎった窓ごしに首をたれる



都合の良い後付けの意味ばかり背負わせた言葉

無駄遣いの頭





許されなくたって

やるしか無いんじゃねえのか

世界が回るは相変わらずか

俺は誰だ





雨だぜ


雨だぜ



空っぽの胸をつんざくのは

僅か残った愛


曇り空割って朝日が

俺を照らし始めてる



窓に手を伸ばして




2008/04/13 (Sun)

[158] 周って
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消えたよ

胸のアザは


見えたんだよ

理想の日々が



この今が

明日を生み


落ち着こうにも

止まらない時があるよ


この戸惑いにも似た衝動よ

繰り返し

声になり

自由に飛び回れ




遊び動き疲れても

溢れ出す

溢れ出る

無限の愛よ


丸い地球を

周って周って

まだまだ周って…






消えたよ

胸のアザは


見えたんだよ

理想の日々が



2008/04/13 (Sun)
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