詩人:ジャガー | [投票][編集] |
突然君に伝えたくなったんだ
なんだろう
自分でもわからないくらい突然
電話をしようとしてやめたんだ
今さらなんかおかしくて
今の距離がお互いにとって
いいのかな
わかんないや
なんか優しくなってる
優しく君を思い出してる
真っ白な日々
多分一番幸せだったんだろう
伝えたい事は
一応ここに書いておこう
なんかごめん
いきなりだけど
君が好きだ
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長い事俺にとりついていた
止まらない止まらない
恐ろしいまでの焦れは
いつの間にか消えてしまっていた
タバコの本数が急激に減った
止まらなかった食欲が落ち着いた
他人への妬みや苛立ちが消えた
なぁなぁ
これじゃまるで…
死への恐怖は
少しずつ弱くなってる
冴えない未来には無関心なのは変わりないけど
最高の未来ってやつが思い描けないんだ
どれも似たり寄ったり
ただ素敵だと思うエンディングはいくつかある
なぁなぁ
まるで死に近付いてるみたいだよな
なんて…
思い当たる節は
あったり無かったり
まぁ大丈夫だ
きっとずっと前の頃みたいに戻るはずだ
なんだかんだ葛藤の2周目3周目
俺ら渦巻いてんだから
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心の中に決められてる
独りでは解けない絡まる糸
固く結びついたまま
切る事も出来ないから
身体中に巻き付いたまま
端を持つ人に会いに行こう
空はいつまでも高く
僕はいつまでも小さく
道はいつまでも長く
続く
どんな時もそこへ
歩いていたから
止まぬ雨の下をくぐって
青空を夢見てる
そこに君がいなくても
ふとたどり着いた
薄暗い道見覚えのある景色
団地まで続く上り坂
夢中になって糸をたぐる
足を止めた視線の向こうには
糸を持ったまま
無邪気な声で歌う
君を愛したままの
少年がいた
その歌は純粋で
切なく雨と重なってた
連れて行くにも
僕にはわかる
彼はここを動こうとしない
振り返り僕は歩き出した
長い道のりをこのまま行こう
新しい歌を雨と口ずさみながら
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俺の部屋には
タバコの空箱
飲みかけのドリンク
服やら漫画が散らかってる
つまり掃除は嫌いでゴミだらけ
ひょんな事から取り付かれてた
あまのじゃくな信念を貫こうと
矛盾したまま引きずっているのだ
静かに音を立てて
俺をずっと離れないで
まとわり続けてる物は
生活の邪魔ばかりする
腐ったゴミ虫便器みたいな
いらない物なのさ
悲しい事に俺には
これが無きゃ生きられねえんだ
これ以上誰も愛さない
誰の物にもならないとか
"自由"なんてただの言葉に縛られたり
挙げ句 死に様まで
思い描くようになれた
俺をずっと離れないで
心の奥底で煮えたぎるのは
沢山捕れたゴキブリホイホイのような
いらない物なのさ
意味を成すのか
むしろ死を早めながら
それでも踊らされ
叫び続けていたいのだ
切ない愛の日々には
もう戻れそうもないから
ゴミにまみれて行くぜ
臭いから誰も近寄らないだろうな
俺がずっと離さないで
しがみついているプライドの正体は
残飯に漬けたチーズ入りうんこハンバーグのような
つまりゴミだゴミ
それでもここを
離れないのです
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語りかけるようなつぶやき
夜が藍色に濁って行く
同じ月を見ているどうのこうのよりも
俺が成すべき道を探すため
がんじがらめどころか
本当は凄く自由さ しかし
やはり待っていても朝が
浮き沈みを繰り返す
長年の活路を探す中で
さっき行った道へ戻り
気変わりか また戻っちまう
がんじがらめどころか
本当は凄く自由さ しかし
やはり消せないまま朝が
今日も愛に毒を盛って
止まらない物を押さえ付ける
無駄に使ってる言葉
誰に使ってる言葉 言葉
また昨日と違う事を唱えてる
がんじがらめどころか
本当は凄く自由さ しかし
やはりだからこそこのまま
語りかけるようなつぶやき
夜が藍色に濁って行く
同じ月を見ているどうのこうのよりも
今日も夜に毒を盛って
止まらない物を押さえ付ける
無駄に使ってる言葉
誰に使ってる言葉 言葉
また昨日と違う事を唱えてる
今日も夜に毒を盛って
無様な俺の真実を暴く
無駄に使ってる言葉
誰に使ってる 言葉 言葉
また昨日と違う事を唱えて つまり
ごまかしているのだ
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歩く人だかりの下で
立ち尽くす景色受け止めて
選んだ行き果ての道を
俺だけが彩って
ゲラゲラ持て余す隙間に
孤高の口をちりばめて
クズで散らかる部屋に
飲まれて眠る
呼吸をする間のような
本当些細なひとときに
歩き過ぎた行き果ての成れを
抱えられず絶望する
曖昧な信念を燃やして
簡単な問いにさえ振り回されて
何度も違う事を言うのは
実はそこには何も…
食らう言葉に耳をすまして
理屈を紐解いて暴き
納得したふりして促す
否定の術を隠したまま
信号を待つ間のような
本当些細なひとときに
流れ身にまかす人の群れを
見渡して絶望する
曖昧な現実を渡って
単純な日常に抗うように
何度も違う事を言うのは
実はそこには誰も…
呼吸をする間のような
本当些細なひとときに
歩き過ぎた行き果ての成れを
抱えられず絶望する
曖昧な信念を燃やして
簡単な問いにさえ振り回されて
何度も違う事を言うのは
そこには何も無く
思えば思う程ひとりきり
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流れまかせの群れを離れ
この街を出て行こう
誰にも言えない秘密事で
閉ざしていた胸が痛い
何を求めていたとか
何を成し何が出来なかったとか
そんな事は大した事じゃない
それよりも俺ら
立ち止まっていた時も
夢中になって歩いた時も
いつも一緒に笑い合った
そうこの部屋を抜け出すのさ
お前もわかるだろう?
今年も雨だぜ
ずぶ濡れの空から
繰り返す周期を伝える
孤独と自由はいわゆる
なるべく遠ざけたい言葉で
繰り返される日常に
飲み込まれて混ざってしまうんだ
何を求めていたとか
何を成し何が出来なかったとか
そんな事は大した事じゃない
それよりも俺ら
苦しかった時も
楽しかった時も
隣で語り合っていたんだ
そうこの部屋に居たんだ
お前もわかるだろう?
今年も雨だぜ
色とりどりの傘を掻き分けて
外に飛び出して行くのさ
今年も雨だぜ
渡った虹の向こうは
今度こそきっと晴れさ
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そう俺は
加熱する 加熱する
加熱する 加熱する
加熱する 加熱する
見誤っているんじゃないか
全て踊らされてるような
しかし答は果てしない
まるで繰り返す様に
そう俺は
加熱する 加熱する 加熱する
加熱する 加熱する 加熱する
加熱する 加熱する 加熱する
加熱する 加熱する 加熱する
忘却の彼方
置き忘れたような
難しく過ごした代償みたいな
とにかくもう
そう俺は
加熱する 加熱する 加熱する
加熱する 加熱する 加熱する
加熱する 加熱する 加熱する
加熱する 加熱する 加熱する
そうそして灰になる
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遠過ぎる 出来事の
他人行儀の 出来事の
ように
長く長い時を刻めば
たかが一瞬の出来事だろう
長い雲を残したまま
沢山のドラマを乗せて過ぎた
君にとって俺は
どんなふうに見えてるかなんて
鼻で笑うくらい 始めから知ってた
こんなものなんだろう
何もかも疑えばいいさ
何もかも信じるよりは
恋人用の視線 感じる事さえ
必要無い物だから
遠くの国 貧しいがどうとか
満たされながら見るように
君にとって俺は
どんなふうに見えてるかなんて
鼻で笑うくらい 始めから知ってた
こんなものなんだろう
俺にとって君が
どんなふうに見えていても
もがいていればもがくほど
苦しくなって
それはやっぱ
エゴもふくめての俺なんだろう
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もう今の君なんて
抱きたくないよって
本音のような嘘のような
もう耐え切れないよって
泣き出しそうな夜には
まるで誰も愛さないように
君への皮肉を語る
何気なく思う程に
変わらない気持ちだけが
動けない雲のように
いつまでも漂って
愛してると迷わず言えたならそう
今は…
心がぎこちなく揺れて
たあいの無い嘘も何もかもを
許せたら…
思い切り強く抱いたあの頃の朝に…
そう雨上がりのように
虹が見えたなら…
僕を呼ぶ声を 断ち切れるように
さぁ…
何気なく思う程に
変わらない面影が
迷わない流れ星のように
いつまでも輝いて
愛してると迷わず言えたならそう
今は…
心がぎこちなく揺れて
たあいの無い嘘も何もかもを
許せたら…
思い切り強く抱いたあの頃の朝に…
愛してると迷わず
言っていたなら