詩人:ジャガー | [投票][編集] |
真夜中一人
外へ駆け出して
月をながめてた
言葉にならない
思いを蹴りあげて
空気を抱くように…
真ん丸くて綺麗な
それになろうとして
両手で空をあおいだ
言葉にならない
思いを蹴りあげて
空気を抱くように…
時が映した流れは
空の雲のように
やがて全て形を変える
枯れ花がうつむく
その向こう側…
長すぎる連鎖の
その向こう側…
手を伸ばした
遠すぎる空は
四季を鮮やかに彩った
羽を持った
飛び遊ぶ鳥が
金色の月に溶けていった
風が最後まで
吹き尽きた時
たどり着いた場所が
また別の始まりとしても
涙とか声だとか
光になる
砂が舞った
荒れ果てた荒野は
時季を持って輝いた
雨になった
流れ行く雲は
光と溶けて虹になった
手を伸ばした
遠すぎる空は
四季を鮮やかに彩った
羽を持った
飛び遊ぶ鳥が
金色の月に溶けていった
輝いて満ちて行く瞬間が
時の向こうで待ってる…
残酷すぎる真実を
通り抜けたら行こう
さぁ…
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日が落ちる夕方の
空はまだやわらかい
世界を哀れむ様に…
急かすような追い風は
形も無く無意識で
こみあげる愛しさが
涙に変わる前に
やわらかく吹き付けて
連れ去ってしまいそう
ねぇ…
時が映し出す
流れる全ての前に
ねぇ…
答えはあるかな?
そのとき
太陽が泣いた
鮮やかな
作られた世界を
オレンジに染めあげた
太陽が泣いてる
あふれそうな愛しさも
過去に作った悲しみも
止まりはしなかった欲も
体もなにもかもすべてが
はしゃぐ子ども達も
迷い漂う空気さえも
流れた時間さえも
過去も未来も
全てが…
太陽に溶けた
全てが…
ひとつに重なった
迷い込んでた全てが…
オレンジに溶けて…
嗚呼…
… … …
太陽が泣いてる…
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見渡す空気は晴れわたり
吹く風軟らかく髪を撫で
目と目が会うたび
高鳴る鼓動、恋をしてた
望みは儚く宙を舞い
君の隣には花が咲いた
無器用で無防備な胸が
熱く痛んだ、恋をしてた
なめらかに朝に包まれて
布団の中眠れなかった
どんなに僕を苦しめても
忘れないよいつまでも
移り変わる季節の中で
そっと君を思い出して
包む様に歌いあげよう
やさしいあの風に乗せて
やがて僕はひとりで
形の無い物を抱きしめる
何も意味など無いさ
記憶に沈む、恋をしてた
穏やかに日々は流れて
季節の中あの頃のまま
どんなに僕を苦しめても
忘れないよいつまでも
移り変わる季節の中で
そっと君を思い出して
包む様に歌いあげよう
やさしいあの風に乗せて
やさしいあの風に乗せて
やわらかく無器用な…
やわらかく無器用な…
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後ろを振り替える
足跡を見つめる
吹く風は冷たさを残し
どこへ向かうのか
木々を揺らし
水気を奪って
空に舞い上がる
地上を残して
音の光は突き刺さる度
頭を溶かして時間を忘れ
すべて狂わそうとする
それでも変わらず
世界の回転は
早さを増して
行けと…
止まること無く
迷い漂うすべてが
真実も意味も
わからないまま
続く旅路を
何故と問う
時は流れて
君は消え去り
わずかな傷を残して
過ぎ去った日々を
何故と問う
それでも変わらず
行けと…
落ち葉のように
死ぬんだろう
流れに逆らう事できずに
舞い落ちたそこに
わずかな答えは無く
すべては流れを止めず
回り続ける
止まること無く
迷い漂うすべてが
真実も意味も
わからないまま
続く旅路を
何故と問う
時は流れて
すべて消え去り
わずかな傷を残して
過ぎ去った日々を
何故と問う
それでも
行けと…
早さを増して
行けと…
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空っぽに創られた
色も無く無機質な
記憶がホラ…胸の中
君が微笑みかけるから…
流れ出た幼い涙は
怒りを忘れ、目を閉じて
意味の無い想いの
わずかな光をあきらめた
どんな苦しみや痛みさえ
記憶は優しすぎて
やわらかく僕を
連れ去ってしまうから
今も歌うんだよ
愛を歌うんだよ
君の事を…
絡まり合った糸を解く仕草に 未来をたどる子供のような わずかな望み温めて 誰も映らない瞳閉じたまま 寒い冬を超えよう 君を想って…
遠く微かに見える
日の当たるあの場所へ
飛んで行こう
ひとり記憶を握り締めて
空っぽに創られた
色も無く無機質な
記憶がホラ…胸の中
君が微笑みかけるから…
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ブラウン管に憧れて
飛び込んできた君
君はカリスマと
お金との引き換えに
自分の人生を棒に振る
人格を変える
キャラクターとして
生きるんだ
心を売りたまえ
人間が商品
人間が消費
人間が商品
人間が消費
僕があの娘に会いに
家に向かってる時
あの娘は近くの
公衆便所で
汚いオッサンと
絡みあっていたんだ
お金と引き換えに
体を売りたまえ
愛とSEX
愛とSEX
人間が商品
人間が消費
人間が商品
人間が消費
僕らは
こんな紙切れに
呪われてる
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もしも本当に
あなたが抱きしめてる
愛しくて止まない物が
他の誰かに手によって
奪われたり
壊されたりしたら
あなたは何を
感じるのでしょう
天の川破けて
届かない 愛を
泣きながら今も
叫び続けてるんです
サヨナラつぶやく
帰らない背中は
心の奥では
今も光ってるんでしょう
抱きしめて
キスをして
このままで
帰らないで
過ぎ去った
想いだけが
溢れ出して
止まらねえ
嗚呼
愛しい人よ
嗚呼
愛しい人よ
嗚呼
愛しい人よ
嗚呼
ぬくもりだけは
離れないで
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雨上がりの空の
寂しげな光
遥かなる場所へ
繋がった虹
登ってみてよ
少しずつだけど
変わってゆくだろう
何気ない退屈な日常を
少しだけ抜け出すのさ
夕空虹の上の僕だけじゃ
あまりに無力で
何も変える事は
できないけど
愛に満ちてるのさ
全てを愛しく想うんだよ
この瞬間は
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恨んでいたのは愛でした
突き放したのも愛でした
本当に最後の別れで気がつきました
凄く愛しく思えました
できるなら今すぐ抱きしめたいです
もうあの場所での出会いから数年経ちましたね
君はまだ子供でした
僕はまだ馬鹿でした
本当は僕と出会うはずの人じゃなかったんですよね
あの時の君がした事も本当は全部知ってます
君が隠してた事も本当はいくつか知ってます
昔から君は隠し事が多くて
僕は見つけたがりで
いつも泣いてましたよ僕は。笑
やがて
君は大きくなった
僕もたくさん変わった
でもずっと変わらない物もあるでしょう
友達と呼ぶには君は存在が大きすぎます
多分一生君の事が好きだと思います
思い続けて、そして歌い続けると思います
君は僕の事を忘れてしまうかもしれません
いいんです
過去なんて今になればどうでもいいんです
大事なのは君の"今"その瞬間とそしてこれからの幸せです
明日仕事があろうが、
世間がなんと言おうが、
誰がなんと言おうが、
法律で決まってようが、人を殺そうが、
人はみんな本当は自由です
正解も間違いもありません
目の前の真実こそが全てです
そして皆がいずれ絶対に死ぬ事も真実です
でも君はそんな事考えなくてもいいです
誰かを殺そうが、僕を嫌いになろうが、クスリやろうが、AV女優になろうが、
誰よりも幸せになってくれたらいいです
今、素直に本当にそう思ってます
君の生き方を貫いて下さい
あわよくば最後にこの文を読んで欲しいと思って書きました
最後の僕の恋文です
もうこれからは会うことも話す事も無いでしょう
世界で一番愛してます
幸せになって下さい
ありがとう
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そしてこの愛しさは
僕の歌声になって
君のいない場所を包んで
やがて空に吸い込まれていくんだろう
遠く
遠く
風が運んでくれる事を
そんな絶望的な希望を
本気で信じて
僕は歌っていくんだろう
金持ちなんて
羨ましくもない
優しさなんてのも
僕には関係ない
今求めてる物は
正に君
正に
君そのものの
本当の幸せだから
愛しき君よ
その本当の愛を
抱きしめて
幸せになってくれ
そしてこの愛しさは
僕の歌声になって…