詩人:ジャガー | [投票][編集] |
目を覚ましたら
やはりここは薄暗いまま
あの時と同じで
景色は深碧
どれだけ解ればいいだろう?
相変わらずしっくり来ない
選んだのは誰だっけ
なんて責任逃れしたりして
また悩む季節がやってきた
また夏が終わり
そろそろもう一眠り
どんな夢が見れるかな
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忘れてたわけじゃないし
別に今さらでも無い
そうもともと僕らは
ずっと同じだったはず
それになんだか
久しぶりとも違うね
激しく壊れそうな
殺気にも似た感触が
確かに生きている
君を求めてる
日付をめくるたび痛い
もうすぐまたさよなら
今度会う時も
同じように君で
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期待と不安と思い出が
頭の中でごっちゃになって
どれくらいぶりだろう
こんなに長い夜は
投げやりな言葉なんか
君には失礼で
自由なはずのウタでさえ
足取りを忍ばせている
慣れないもんだね
想う度生まれるみたいだ
もう自由じゃあないんだね
時代が変わるだなんだので
騒がしい世界の内側で
待遠しいのは
君の感触
触れてみれば
きっとわかるさ
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渡り歩き思い知った
いくつもの現実
ふざけたように
見せかけながら
いつも本気で打ちのめされた
塗りつぶせない程の
薄い薄い絵の具で
とりあえず上書きしてみよう
誰かに届ける歌と
夜明けのキャンバス
考える程すれ違う矛盾を
今もう一度信じてみよう
今 確かに
鼓動が鳴った
矛盾がまた生まれた
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いつが始まりで
いつが終わりなんだろう
そう、永い夢
関係無い出来事では
何も生まれはしない
薄い青空の下
蒸し暑かった夏に
僕はこうやって
曲を書いたはずさ
君は誰を想って生きている?
多分僕は全く
関係無いだろうけど
きっと影響してる
波紋みたいに
今思えば
馬鹿馬鹿しいね
可哀相に見える?
むしろ情けないか
こんなヤツでごめん
そういえば今日
また君の夢を見たんだ
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守れなかったもの
守り通したもの
続かない全部
鳴り止まない音
いつ終わればいいんだこのもどかしさは
愛 理想 思想 主義
勢い 恐怖 アドレナリン
テレビをつければ
バラエティを見ました
ペンを持ってみれば
落書きしてみました
料理をして食べて
満腹の後の一服
夜眠って起きれば朝でした
用意はいいですか
どうでもいい事
大事にしたい事
うるさい奴等
恐ろしい眼
一体なにが正しいんだこの造られた世界で
金 同情 便乗 距離
主張 象徴 ロックンロール
いつからかみんな
狂い始める
なにが苦しいのか
なにか忘れてる
自我とのズレ
プライドの緊張
なにがわからないか
わからないからわからない
溢れ出した感情
言葉にならず
愛し合った人
止まない雨
金の亡者
毒の洗濯者
悪いのは誰だ
鳴り止まない音
何処へ行けばいいんだこの限り無い道を
価値 夢中 宇宙 声
正義 政治 アイデンティティ
いつ終わればいいんだこのもどかしさは
愛 理想 思想 主義
勢い 恐怖 アドレナリン
一体なにが正しいんだこの造られた世界で
金 同情 便乗 距離
主張 象徴 ロックンロール
悪いのは誰だ
鳴り止まない音
成り行きに任す
苛立ちの行き先
合言葉は
ざまあ見ろ
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君が話しかけている
君が笑っている
それは僕じゃない
きっと他の誰か
それもいいだろう
美しい花が
美しく咲くように
また君は幸せへ歩むだろう
そして僕も
それはあまりにも自然で
それはあまりにも残酷で
それなら何故僕らは
こんなに苦しむのだろう
きっとそれは…
窓の向こうでは
天気は落ち着かなくて
星空は雲に覆われ
月明りも見えない
闇雲に探しても
何も見つかりやしない
ただ雨に濡れて
涙も流されるだけ
誰か教えてくれ
僕らの真実を…
そしていつか
君が話しかけている
君が笑っている
それは僕じゃない
きっと他の誰か
それもいいだろう
美しい花が
美しく咲くように
また君は幸せへ歩むだろう
そして僕も
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こんな気持ち
今になって思い出した
二度と開かないように
閉じ込めたはずなのに
これっきりで
「わかって。」と
ドアを閉めた
訪ねて来た時の笑顔は
保ててなかった
形を変えた不機嫌な空みたいに
今さら…ねえ?
妙な疼き方してる
一度は君を嫌いになれたはずなのに
心はどうして
思い通りには…
何度も虹を潜り抜けて今夜は
一番孤独な雨
恋に淡く彩られた空や
水の音や単純な音色も
何もかもが君に溶け込んだように
全てが美しく見えたっけなぁ
一度は君を嫌いになれたはずなのに
心はどうして
思い通りには…
何度も虹を潜り抜けて今夜は
一番綺麗な雨
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でも愛したのは君だけ
これは本当なんだ
確実な気持ちなんだ
いつまでも続く夢
へばり付く悪夢
痛みとは裏腹に…
何故なら俺は
腐っても
うたうたい
ですから
胸が沸かなきゃ
快感しなきゃ
君がいなくなって
大泣きした夜が明けて
無意識の中で
独り占めした太陽が
実は少し…
それでもへばり付く
悪夢、悪夢、悪夢
纏わりつく疑いと嫉妬
これは君じゃない?
久しぶりの感覚
置いてけぼりの場所
腐っても俺は
そう
うたうたい
ですから
快感への掛け橋
感情が無いと
駄目なんだよやっぱ
嬉しかった
わかる?
惨めだって構わない
呪われてんだろ
この愛に
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矛盾しないなんて
およそ不可能
全てを知る事なんて
到底できやしないから
考える程
絡み付く蜘蛛の巣
纏わりつく糸
張り巡らせたのは
自業自得ね
恐怖
此所は閉じこもるための
大切なのはいつも
シンプルな信念
矛盾を怖がってちゃ
いつまでも進め無いぜ
語るな口達者
走れなまけもの