詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
ハロウィンは終り
クリスマスまでにはもう少し間が空く
そんな季節
カケガエのナイ
とか
ウンメイの
とかイロイロ言い方はあるけど
モスコミュールが好きな僕と
梅酒しか飲まない君が
少し解り合えた季節
最近はほら
おんなじもん食って飲んで
謎なんて欠片もない二人だけど
まぁあれだ
これからもヨロシク
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終りの色した隙間風
猿芝居より滑稽な
捻れた川面のパラドックス
右も左も左も右も
敵も味方も味方も敵も
恥を偲んだフリをする
黒い桜が夢を吐き
熱き血潮に水を打つ
敵も味方も味方も敵も
違口同音を区別する
wryらlielie
lielieらwry
lieらwrywry
wrywryら雷
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ありのままの自分を受け入れてくれるものを探して
優しさだけを探して
シンプルな平和だけを望んで
この複雑な社会に恐怖して
目を背けてはみたけれど
意外とあっさり
僕も人を愛した
それはそれほど簡単な事じゃなくて
それほど単純でもなくて
ましてや正しいなんて全然違うし
合理性も理性も
ふっとんじまう
でも守りたい
守りたいんだ
うん
そこにある歪な懐かしさや
傲慢な優しさを守ろう
もちろん
孔だらけの正義だけど
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壊し方を知っている
無秩序に積み上げられた幸せの
恐ろしくあっけなく
実に簡単に崩れ去る
でも人って面白いもので
その瓦礫の上にまた似たような無秩序な幸せを積み上げる
今度は倒されまいと沢山の支柱を立ててはみるけれど
無秩序故に
自分で撒いた水で腐らせたりなんかしてまたあっけなく崩れ去る
良いことなのか悪いことなのか
そんな誰かが勝手に決めた善悪の境目に支配されて
それでも毎日せっせと幸せを積み上げる
壊し方を知っている
それでも毎日せっせと幸せを積み上げる
良いことなのか悪いことなのか
そんなことは
もうどうでもいい
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俺が書くときって大概欲求不満
イライラして消化不良
大体死んだ奴はなんにも望まねぇ
どうすれば喜ぶかなんて考えるだけ無駄
生きてるときに
とかずっと後悔し続けた方がまだ楽
そうそう
何にもみたくなくて眼鏡かけなかったら包丁で指きったよ
痛いからかわかんねぇけど大声で泣いてやった
普段はナンデモワカッタ面してる癖に
こういう時に不自然に元気出さそうとするやつ
まじでうざい
君は人生で何を学んできたの?
疲れるからイチイチ教える事もないけど
慣れネェモンだ
ほんとうぜぇ
どっから引っ張り出したかわかんねぇくらい涙がでる
もうわかったから
もういいじゃん
胃薬代と点滴代
稼ぎに行ってるわけじゃねぇぞ
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少しだけ手を伸ばしてみた
届くとか届かないとか
そんな事はどうでもよかった
僕は
誰もが馬鹿らしくてやらないような事を
平然とやってのける
そんな奴になりたかった
恥ずかしくておもいっきり伸ばす事はできないけれど
少しだけ
手を伸ばしてみた
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僕は死ぬ
それは絶対で変わることのない事実
明日かもしれないし
50年後かもしれない
それでもその日は確実に近付いている
もちろん
死にたい訳じゃないし出来るなら生き続けたい
で
その為に会社に行って一個くらいしか年の違わないクソガキにへこへこしたり
いい年こいてキャバクラ通いが趣味のおやじに偏った仕事論を御享受願う
なんだろ
アホらしい
確かに
世の中馬鹿ばっかりじゃないけれど
どうにも見習う所が少なすぎる
せっかく生きてるのに夢を持たない事を誇りには思えないし
会社の為に自分や家族を犠牲にする事に意義を感じない
ただ、ね
働かないっていう選択肢は無いわけで
そう、生きてくために
仕事が好きだから
なんて言える人はほんの少しだろう
つうか僕は仕事が大嫌い
会社の名前だけで他人にへこへこされたって
僕は一歩も進めない
それを誇りに思ってる奴にもついていけない
よくよく考えりゃ社会的な地位なんていらんじゃないか
僕は死ぬ
それは絶対で変わることのない事実
明日かもしれないし
50年後かもしれない
それでもでもその時に
後悔だけはしたくない
それが僕が会社を辞めたわけ
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不安
焦り
苛立ち
絶対的な価値観を持てず
どこか地につかない言動
原因不明の焦燥感を
他人の所為にしてみたりして
どんなに金があったって
どんなに女にもてたって
一日の長さはおんなじ
朝の光が待てなくて
なんて
やっと最近意味が分かった
大事なのは一歩
今日精一杯生きること
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丸裸の街路樹が寒そうに春を待つ
作り物の優しさが街を覆い始める時間
信じられる者が多いのは
僕の数少ない自慢の一つ
聞こえていますか?貴方にも
春になったらまた貴方に会いに行こう
少し白髪が増えた後ろ姿に
躊躇いもせずただいまと声をかけたら
貴方は振り向きもせずおかえりと言うのでしょう
いつも貴方の背中にある優しさに
どれ程助けられたでしょう
どんなに早足で生きたって
どんなにゆっくり歩いたって
この距離は変わらないでしょう
だからもう少し
もう少しの間だけ
貴方の背中を
追いかけていたいのです
何時か貴方が杖をつく時
後ろからこっそり貴方を支えられるように
そしてまた
少し白髪が増えた後ろ姿に
躊躇いもせずただいまと声をかけよう
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最近のおっさんはガキが喧嘩して帰ってきたらまず学校に電話するらしい
最近のおっさんは煙草吸いながら猟銃の手入れはせんらしい
最近のおっさんはみんなで酒呑んでもデかい声で笑わんらしい
最近のおっさんはカーブも投げれんらしい
最近のおっさんはガキも怒れんらしい
最近のおっさんは蜂の子をくうたり魚突いたり出来んらしい
最近のおっさんは
?
なんで涙がでるんやろ