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ゆきむらの部屋


[54] 繰り返す日々の中で
詩人:ゆきむら [投票][編集]

君と別れ交わして
もう二年。。
三寒四温な冬が終わりあの時見てた桜の木が今年も芽吹き始めた。

あれから少しは大人になれたのかな。。

心の何処かで
まだ君を思ってる。

未練がましいのは
分かっている…。。

君と過ごした
ほんの少しの時間が…

君と過ごした
ほんの少しの思い出が

今の僕を苦しめる…。

君が去る前に言った
あの言葉。。
『幸せになってね。』

君が傍に居ない現実で幸せになれる訳ないんだ…。。

あと何度こんな日々を繰り返したら僕は成長するのだろう…。

繰り返す日常で
君と出会い
繰り返す日常で
君を失った。。

そんな
繰り返す日常の中で
君に出会う事は
もう…ないのかな。。

君と過ごした
ほんの少しの時間が…

君と過ごした
ほんの少しの思い出が

今の僕を苦しめる…。

確かにあった幸せが
不確かになった
あの季節。。

届いて当たり前だと
思っていた声が
君に届かなくなった。

今はもう
あの空と同じように
届く事はない…。。



君と別れ交わして
もう二年。。
三寒四温な冬が終わりあの時見てた桜の木が今年も芽吹き始めた。

君はまだ…
覚えてますか…?

あの時
見た桜の木を…?

君はまだ…
覚えてますか…?

あの時
交わした言葉を…?

君はまだ…
覚えてますか…?

この僕を…。。。

2006/04/05 (Wed)

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