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ジョーブの部屋


[248] 鬱まえ日
詩人:ジョーブ [投票][得票][編集]

胸の中心部にいつも何もないような空間ができる

少しだけそれは.何秒間か考えてみるが

それは気力が出ないという自分。鬱なんだろうかという範囲なのか

額からはたしかに汗がにじむから.体調的にはよいのだろう

そして心がどこにあるのかわからないけれど.胸の中心部がぽっかり穴があいたような今の気持ちがとても嫌だ

頭の中はボケッとしていて.切羽詰まる思いだけが出るんだ。それが焦らす日や時間帯がある

どうしてもこの嫌な気分が健やかに晴れない

それが息苦しくて.寝そべると体の手足はずるずると床を滑らす

もう何日ももたなくてもいい自分。このまま目を閉じて違う世界に消えて行きたいけれど

そんな逃げようにも去れない時が.自分から時計に期待をするんだと見ていたら

ぐるぐるぐるぐる回る思考回路が.自分の目を開けた

もう少し.ほんの少し浮かんだ考えに足を踏み入れれば.よくなったんだ

その時自分は楽になれた。諦めなければいい

そして日程表を書き上げた

2012/08/24 (Fri)

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