さあ暇なら
自分を見つめてみよう
今まで書いた詩でも
読み返してみるか


てか
あたしの詩って
ほとんど
悲観的なものばかりだな
あはは
暗いなコノヤロー


ペシミストと偽善を捨てて
優しい詩でも書きたい
暖かい詩が書きたい


なんでこんなに悲観なの?
もっと明るい詩書こうよ!!
自己嫌悪と悲観と
虚しさ感じた時の詩ばかり!!


そうだね
自信がほしいよ
でも
高慢にはなりたくない

う〜ん
ぼちぼちやろうかぁ

ちょっと愚痴ってみたよ
近くにいた少年に


人生って難しいね
って
聞いてみたら

彼はこう答えた

そりゃそうさ
カンタンだったら
面白くないだろ人生

だって


なるほど

君の勝ちだね

逃げたくなるよね
でもいいよ

だってその場所
その時が
自分にあってないんたもん

そこから逃げてもいいよ
人間って自分で思ってるよりも
自由なんだよ


逃げるのも楽しいよ〜

お国のために彼は
人を殺しにいく

お国を守るためといいながら
彼は旅だつ
人を殺しにいく


あぁ
何故人は人を殺す?
守るべきものから離れ
家族から離れ
彼は守るため戦う

彼が守るべきものがいる
遠い祖国では
空から幾つもの
鉄の雨が降っているというのに


あぁ
何故人は人を見失う
彼は何の躊躇いもなく
仲間を見捨てた




あぁ

人は殺戮のなかで
まず

心を殺すのか

何か困ると
誰かにすがって

何かあると
誰かのせいにして

いい御身分だ
何様だ

そうやって被害者面したところで

報われるわけがない

ただ現実を
受け入れず
自分を甘やかすだけだ

さて、
どんな人間になる?
これから
今から
どんな人間になっていく?
悲観的な人間？
消極的な人間？
自己中心な人間？
現実逃避な人間？
無関心な人間？


ただ
心が死んだ人間にだけは
なりたくないな

『みんな違って、みんないい』
こんな詩がある
知ってますか？

どんな人も
この詩に頷くのに
実際人は
『違い』よりも
『同意』を求める


個人に個性があるのに
共感を求める

同じ唯一神を信じることで
存在を認める


多数以外の気持ちの人
他の神を信じる人
彼等は避けられ
迫害されることが多い

何を思おうとも
何を信じようとも
勝手ではないか？
何故そこにこだわる？
みんな違って
みんないいと
復唱しながら

違いは裏切りとみなされる


いつだって人は矛盾してる
純愛のラブソングを歌いながら
不倫するシンガー
命の尊さを知りながら
戦争に参加する国
子供を愛しながら
兵器をつくる母親
笑いながら
海にゴミを捨てる女
泣きながら悔やみながら
恋人を殺す男



何が正しいか
違うかは
大抵良心が判断するもの
あなたの良心は
まだ生きていますか?
忘れないで
汚さないで
殺さないで
消さないで

何をそんなに待ってるの?って

訪ねてほしいから待ってる


他でもないあなたを待ってる

あなたが連れてってくれるまで

待ってる


今日も明日も待ちぼうけ
こんなに小さくて
軽い機械に
沢山の想いを詰めこんで
沢山の願いを詰めこんで
沢山の希望を詰めこんで
沢山の期待を詰めこんで

この機械が歌いだすのを
待ってるのよ


時々この機械に
頼りきってる自分が
駄目に見える
でも
機械は絶妙のタイミングで
歌いだすのよ


歌の名前はエンブレイス
抱擁「ほうよう」っていう意味さ
腕の中へおいでって
機械は歌いだす


連れてってほしくて
抱きしめてほしくて
今日も待ってる


夢でもいいから
連れてってね
迎えにきてね
抱きしめてね

そりゃいつだって君に
触れていたいよ
そりゃいつだって君と
話していたいよ


でも無理だろ?
どれだけ一緒にいたって
どれだけ語りあったって
どれだけわかりあえたふりしたって

お互い違った個体なんだよ

同じ時を過ごしているなんて
出来ない
出来やしない

何だって違う
価値観も　心も　趣味も
宗教も 考えも　感性も

結局『共感』なんて
虚しいものなんだよ


なんだかんだ言ってるけど…

君が一番わかってるだろ?

君の手は温かいのに
心は寒いんだね
空っぽだから寒いんだね
心は空っぽなんだね

どうやって満たそうか?
何で満たしてしまおうか?

それは君が導きだすこと
所詮あたしは手をさしのべるだけ

あたしのお説教よりも
自分で感じるのが一番だよ

自分の足で大地をふみしめ
自分の心で迷って
自分の頭で考えて
自分を導きだして


何で寂しいんだろう?


必要とされてないから
空っぽだから

必要とされたいんだね
空っぽだから寂しいんだね
でもさ

それは誰かのせいだと思う?

逃げてばかりいないで
立ち向かってみて

あたしもここにいるから

『ココ』なんて
ただの属する場所じゃないか


狭い
狭〜い所に自分を押し込みやがって


そんなに君はちいさいのか

身長はもうとっくに父親をぬいたくせに

ちいさいのは身長じゃない
君自身だ
違うか?


他人のくだらない値踏みにこだわりやがって
君のキメゼリフ
『人は見掛けによらない』
今実行のチャンスじゃないか


鬱になりそう?
そりゃそうだろ
晩飯のことまで神経質に考えてたら


弱いと決めつけてるのは
あたしじゃない
君自身だ

自分自身を値踏みしやがって


やる前から無理無理言って
『可能』とか『出来る』とかじゃなくて


君がやるんだよ!!!

だからうじうじするなって

自分が自分を必要としてよ