詩人:ならか | [投票][編集] |
天国なんてどこにもないのです。
しねば還るのです。
死ねばなにもない
なにもない・・・
天国をつくったのは
死ぬのがこわいから
人間がつくったのです。
だいじょうぶ、
恐れなくていいよ
あなたはどこから生まれた?
母から
父から
母なる父なる大地から生まれたのです
だいじょうぶ
炭素や二酸化炭素や
水もろもろに還るだけだから
水になったあなたは
木となり大地を支える
空気となったあなたは
世界中の風にのる
だいじょうぶ
地球は循環してるんだよ
あなたは無にはならない
あなたはここから生まれた
あなたはここに還る
あなたという存在は
なくなるかもしれないけど
あなたはばらばらになり
地球に還るのです
詩人:ならか | [投票][編集] |
勝てば天国
負ければ地獄
勝てば女子大生
負ければニート
お受験戦争真っ最中
18の夏を犠牲にして
毎日勉強勉強勉強勉強
だけどいいの
あたしにはやりたいことがある
やりたいこと叶えるためには
今がんばらなきゃいつがんばる
はいつくばって
勉強してるあたしを
指さして笑えばいいじゃない
ご自由にどうぞ
18歳で
化粧して
髪染めて
世界はアタシのためにある!
と
勘違いされてる
お嬢様達みたいに
あたしは
暢気な頭のつくりには
なれなかったのよ
なんの努力もしてないくせに
なにその
エラソーな態度
無知って怖いけど
うらやましいな
ある意味
今が楽しければいいなんて
そんなんじゃ
自分しか幸せになれないよ
誰も幸せにできない
まあ
いいよ
君達は
それでいいなら
いっとくけど
最後に笑うのは
あたしだからね
だから
だから
いまこんなの
全然つらくない
まだがんばれる
本気だせ!
やるぞ!やるぞ!
詩人:ならか | [投票][編集] |
さあ
今日は弓道のことについて語っちゃぉ〜☆
弓道なんて
地味で
あてりゃいい
単純なスポーツだって思われてるけど
違うぜ!
弓道は
たしかに
当たればいい
けど
野球やサッカーのように
勝っても
ガッツポーズして喜ぶこともないし
ハイタッチで仲間とほめあうこともない
当たれば
弓を最初の姿勢にもどし
次の矢の準備をするか
すばやく退場するのみ
その時
にこりともしないし
悔しそうなかおもしない
ただただ、
心を無にして
弓をひくの
弓道は
当たればいいんじゃない
心技体
心 善 美
といって
美しさも競う
形、姿勢、動作
すべてに
弓道の美しさの方程式があって
それにあてはめなければならない
まだあどけなさの
残る少女の
燐とした表情
しっかりと
一つに結われた黒髪
きっちり
しめられた袴
長く美しい弓
細く鋭利な矢
まとをみる
彼女の瞳は
ただ、無のみ
無なのだか
その中には
美しさと
誠実さと
忍耐が隠れている
あの夏
弓道をしている
17歳の友達は
妙に大人びて見えたっけな〜
詩人:ならか | [投票][編集] |
誰が銃をつくったんだろう?
銃で奪われたいのちと
銃で守られたいのちは
どっちが多いんだろう
銃で守られたいのちが多いでしょうね
きっとあたしのいのちも
いつかあの忌ま忌ましい
銃に救われてた
戦いからは
何もいいものはうまれないってわかってる
けど戦わなきゃ
奪われてしまうものはたくさんあって
世の中は悲しい仕組みだった
銃は人を選ばず
引き金をひくだけで
消せる
引き金をひく者が
男だろうが
女だろうが
あまり違いはない
今宵
あなたがたは
その銃口を
誰に向け
その引き金を
誰が
なぜ
なんのために
引くのでしょうね
詩人:ならか | [投票][編集] |
与えられたからにはしかたないと 命
理由がないから考える
生きる意味がないから考える
ひとつ、見つけた
それを夢としよう
人の夢なんてそんなもん
詩人:ならか | [投票][編集] |
狂おしい程愛しい時間を
愛しい人達とともに
あたしは過ごしてきたんだ
この気持ちはなんていっていいのかわからない!!
誰かには伝わらない
あたし達にしかわからない思い
青春だからこそ?笑
とにかく
あの時間はかけがえのないものだった
詩人:ならか | [投票][編集] |
誰かがないている
だれだろ?
あたしよ
自分があまりに無力で
自分があまりにも情けなくて
泣いている
あたしなんて泣きしねばいいのに・・・
そんなあたしは
自分がかわいそうで仕方がないから泣いている
かわいそうなあたし!
それは皮肉か自己満足か
自己嫌悪の裏返せば
自己満足だったりして
こころのどこかで
自分という存在なんて
早く消えればいいのに
て思ってても
心のなかのちっちゃい自分は
そんな自分が大好きだったり
なみだはだれのものでもない
あたしのためながすなみだ
じぶんがあわれでけなげで
たまらないからながすなみだ
いつかは枯れてほしいょ
詩人:ならか | [投票][編集] |
(こころが)
小さいあたしは
意地
という
小さなでっぱりに
すぐつまずく
愚かだなぁ
嘘のつきかただって
へたくそで
すぐボロがでちゃうただのアホ
迷惑かけたくない
なんて思って
自分の心に嘘ついて
何もなかったフリしても
つきかたが下手で
すぐばれて
結局迷惑
嘘つくなら
もっとお上手になりなよね
なんで嘘つくの
なんで正直に言ってくれないの
ってメールが
寝たはずの君から
来ちゃったり
ごめんね
中途半端な嘘のつきかたで
ごめんね、
どうやって素直に
なっていいかわからないの
愚かだなぁ…
詩人:ならか | [投票][編集] |
まだ肌には冷たいけど
少し優しい春の雨
まだふりやまぬこの雨は
新芽を優しく応援してるみたい
ほら、春だよ
ほら、起きようよって
この夜中の雨が止めば
太陽はまたちょっと
近付く
明日 あさってには
また気温があがる
風も少し熱を帯びて
あたしの髪を靡かせた
春か。
去年より
少しのびたはずの身長
去年より
少しはのびた髪
去年より
大人になったはずのあたし
詩人:ならか | [投票][編集] |
どんなに語りあったって
どんなにわかりあったって
どんなに愛しあったって
明日のきみの気持ちは縛られない
あたしの汚い
約束 で
君に罪悪感を植え付け
檻にいれることはできるかもしれないけど
そのたねのうめかたを
わたしはしらない
どんなに君が
愛してると言ったって
来年の今頃も一緒かどうかなんて
わからない
なんで気付いてないの?
それを言うと
君は壊れてしまうということを
私は知ってる
だから言わない
気付かないほうがいいからね
いつかは君を失ってしまうのかな
それならば
君なんてしらないほうがよかった
もう君に
頼らなければいきていけないみたい
自立させてほしいけど
嫌だ
離したくないの
あぁ
こんなに一晩あわないだけで
つらいのに
5ねんも待てる?
知らなきゃよかった