詩人:EASY | [投票][編集] |
開けちゃえばいいよ
勇気なんかいらない
その腕をそっと
前に突き出すだけだ
なっちゃえばいいよ
力なんていらない
そのままでそっと
吹かれればいいよ
そうなっていいよ
間違ってはないよ
そうで成って在るように
そっとすべては微笑むさ
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何が何であろうが
僕たちは生れて
何が何であろうが
僕たちは死ぬ
何が何であろうが
それに、釘付けだ
観念たちは
灰色みたいに似通うことを
拒み続けてみたりして
まるで青い血を
通わすように
真っ赤な夕日と赤い血を
透明過ぎる、涙で濾して
宇宙が内緒にするように
それを瞳で合図する
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この青さや白さや
この赤さや黒さが
本当にずるいと思う
この輝きや切なさや
この悲しみや儚さが
本当にずるいと思う
生きることをこんなにも
ありありとさせるのだから
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それなら
警察にでもなった方がましだ
善か悪かを知ってる方が
意味的にはやり易い
それなら
泥棒にでもなった方がましだ
損か得かを知ってる方が
本能的にはやり易い
それなら
なるようになる方がましだ
結か局かに関わらず
僕ら的にはやり易い
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柔らかい曲線は
母なる母性をくすぐって
長男的なこの僕は
フェルメールに憧れる
太陽たちと呼ぶほどに
恒星たちは近くなく
それでも夕日に黄昏て
僕は小さな人生を
力いっぱい振り絞り
何だかんだと微笑んだ
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科学は四角くて
心は丸い
こんな風な感覚は
言わなくても知っている
僕は言葉を
好きでもあるし
嫌いでもある
それは
誰かが誰かのことを
どう思うのかと
双子みたいによく似てる
記憶は流行りに敏感で
カード払いを促され
くっきりとしない飛行機を
画像に残した家族のようだ
UFOは飼い猫が
捕まえて来る、もぐらくらい
色んな意味で丸っこい
こんな風な感覚は
言わなくても知っている
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連なった憂鬱は
あっさりと夕日に溶けて
忘れてしまった感情を
窓から射し込む光りに変えて
一生懸命伝えてる
間違えて乗った快速は
大げさに言えば人生で
簡単に言えば使わない
100円で買った箸置きだ
退屈な時
散歩をするのは
理に叶っていない
お前は
そんなことを言う
まるで
死なない為に
生きてるみたいに
人と人とが
最後に交わす言葉は
割りと普通のことだ
ありふれた空だとか
時々見上げる
星みたいに
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今、死ぬ訳じゃないけど
思い返してみる
出会った人や
起きた出来事の
その正体を
これはちっぽけな
とてもちっぽけな
子供の手に握られた
小さくて綺麗な
宝物の小石みたいな
おぼろ気な残像だ
これは夢みたいなもので
記憶と言ってしまえば
その様なもので
君だって僕だって
そのほとんどを
忘れてしまうんだから
君は下を向いて
恐がって泣くし
もちろん僕だって
そんな風になる
でも、それだって
言ってしまえば記憶だし
温かく言えば
想い出だ
全ては
僕たちが作ったものだ
僕は孤独を
主張してる訳じゃない
その向こう側にある
愛しさに
震えているだけだ
そう見えるだけで
それは愛されるべき
君がいることへの主張だ
今、死ぬ訳じゃないけど
思い返してごらん
すべてを作り出しているものは
それと同じくらい
僕たちを愛している
もちろん僕だって
生きているから寒いんだ
だから今日は
もう、終わりにしよう
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力が及ばないのに
力一杯なのは
それが
美しいからだ
ここから眺めると、それは
途方もなく永い年月を経て
積み重なった化石の様な
哲学的な切なさを帯びている
花火は打ち上がり
光りを放ち
そして打ち終わる
その余韻が
切なさを帯びているのは
それが
花火よりも
美しいからだ