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微生物やウィルス達は
生存と繁栄の競争に
躍起になっている
その様は
意味もなく意志もなく
善悪とも無縁の様な
まるで
入力されたプログラムが
作動しているかの様だ
その為にアリ達は
役割を分担し
ひとつの社会を作り上げ
その為に鳥達は
優れた子孫を残す為
雄が雌に求愛を始めた
草食動物達は
できるだけ群れを成し
草を求めて移動を始め
肉食動物達は
その群れを追いかける
必要以上なことは何もしない
それ以上でも以下でもない
その為に人間達は
自由度を増し
そのすべてを眺めては
怒ることも
笑うことも
泣くことも
悪魔と天使になることも
可能にした様だ
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僕はネコ
生まれちゃったんだ
そしたらさ
お腹は空くし眠いんだ
マグロが大好きなんだ
雨が降ってきたから
ここに来たんだ
そしたら君がいた
君は誰?
僕は人間だよ
それ以外は君とおんなじだ
ここにいて
雨が降って来たんだ
そしたら君がきた
今日は雨だから
僕と一緒に眠ろうか
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幸せとは何でしょうか?
美味しいものが食べられること?
歌がうたえること?
お金持ちになること?
不老不死になれたら?
全部そうかも知れませんが
故に全部違うのでしょう
幸せとは
それを
求められることです
それを
定義できることです
それを
感じられる心のことです
何処かにあるであろうそれが
あなたの心の中にあることです
それは何処にも行ってません
あなたから
離れたことがありません
あなたが決めること
あなたが感じること
何処かにあるであろうそれが
あなたの中にあるもの
それが幸せなのです
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生きるというのは
重いものではない
どちらかと言えば
軽いものだ
紙吹雪のようにヒラヒラとして
軽い身のこなしで軽やかなもので
僕等の将来を
あの星に例えるのなら
暇潰しにやるゲームのようなものだ
つまり
退屈な僕等からすれば
有意義なものであって
重いものではないという事だ
そこで感じるすべてが
最高の体験なのだ
その体験について
不平等は生じない
それを分別してるのは
我々人間だけであろう
もっと
言ってしまえば
それは共有なのだ
人生そのものの中に
策略は何もない
恋をしてドキドキしたり
くすぐれば笑ったり
悲しくって泣いたり
その
喜怒哀楽の体験の方にこそ
目的があるのだ
それは
僕達がそれを体験した時に
その価値を持って
理解されるだろう
あなたは
何処にも向かっていない
すでに辿り着いている
という事なのだ
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たとえば
絵を描いていたとして
どうも満足できず
思い描いた絵が描けない
それがどうも
何か色が足りないと
感じている状況だとしておこう
そんな時に探すのは
絵の具の色の種類ではなく
心の中に
足りない色を探すべきなんだ
僕は別に
画家でもなければ
美術の先生でもないし
絵が上手い訳でもない
それどころか
あまり描いたこともない
でも
絵を見ることはできるし好きだ
絵の中から
感情や感動を受け取ることもある
だから
これだけは分かるんだ
その絵を描いた画家の
心の美しさや
心の中の色は
受け取ることができる
それはみんなもしていることだ
詩にも
音楽にも
人と人との関わりの中にも
それは流れてる
だから
これだけは分かる
行き詰まり
メロディーが浮かばない音楽家が探すのは
新しい音楽の知識ではなく
新しい発見がありそうな人生の経験だ
たとえば
僕達の毎日に不満があるのなら
変わるべきなのは
世界の方ではなく
それを映している僕達の方であるべきだ
美しい景色を描写した画家の絵が素晴らしいのではなく
何処にでもある景色を
美しく描いた画家の方が
ずっと素晴らしいのだから
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金持ちになって豪遊したいと思うこと
ボランティアをしていい人だと思われたいこと
かっこいい人になって異性にもてたいこと
神様の言うことを聞いて天国へ行こうと思うこと
これらは全部
エゴだ
誰かに笑ってほしいと思うこと
その為に
僕にできることは何かと思うこと
これは
エゴではなく
本当の意味での
自分の意思だ
意外なことに
エゴの本当の意味は
自分の意思ではないことを指す
エゴとは
周りにどう思われたいかを気にするあまりに
又は
自分だけを気にし過ぎるするあまりに
自分の意思を持てない
自分自身のことだ
忘れちゃいけない事は
良いことは良く
悪いことは悪い
ということではないことだ
たとえそれが
ボランティアであっても
たとえそれが
道徳の授業で教えられたことであっても
重要なのは
なんであれ
それがエゴであるのかどうかだ
もっと言えば
エゴは悪いものではない
それは僕達が抱えたものだ
だから
問われるものは
それを踏まえた動機の方だ
何故?
それを大切にしなくちゃならないのかは
僕達自身が
上べだけじゃなく
形だけじゃなく
世間体だけじゃない
自由な意思で
心が通う
そんな世界に
生きるべきであるからだ
それは特定の誰かではなく
僕達自身の為であり
エゴではなく
エゴの裏側のものだ
エゴから放たれた僕達は自由であり
自由である僕達は
その時初めて
自分の意思で何かを思う
それが
愛するということだ
君に笑ってほしいと思うこと
その為に
僕にできることは何かと思うこと
それが
エゴではない自分の意思で
誰かを
愛してるということだ
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デパートの前で配っている
チラシを貰うのは
世間が冷たいと思われないようにする為の
10%の僕の意思
88%は
どうでもよくて
残りの2%は
ゴミになるから貰わないで
結局僕はいつも貰う
朝
鍵が見つからない時に
開けっぱなしで仕事に行くのは
10%が勢いで
88%がどうでもよくて
残りの2%が遅刻しない為で
結局僕はいつも行く
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100年前?
それは
言い伝えや
昔話しの教訓かも知れない
生命の進化や
起源の研究かも知れないし
歴史の年表に載ってる事かも知れない
又は
カレンダーや暦を見て
単に引き算をする事を言うのかも知れない
人が死んでも
地球が消えても
時計の針は止まらない
そんな観念を持ってしまった人間は
時というものを
普遍的にしたのでしょう
その観念が
僕達の世界を
三次元に確定させた
そしてそれは
どんなに
立体的に動いても
そこから抜け出すことができないことを
行為の結果として
教えてくれる
その観念はまるで
僕達の肉体のようにも思える
故に
肉体を司る僕達の精神そのものは
三次元的な世界を超えているという答えを提示している
それを
無知にさせてしまうのは
この世界で普遍的にまでなっている時間というものだ
人類は約6万年前に始まったと言われている
生命の起源は数十億万年も前になる
宇宙の起源ともなれば数百億年も前になる
その歴史の中に
僕達は含まれている
何かの起源は他の何かの起源でもあるからだ
故に
それは繋がっていて
そこで言う繋がりとは
時間を超えた精神的なものである
体が老いても優しい老人には
醜さより美しさがある
どんなに大金を積んでも
恋や感謝は出来ない
立体的な図形を
美しい芸術のように映せたら
体はそこにあっても
そこはもう
違う次元と言えるのでしょう
見えている世界が
全く違うのだから
時間を超えるとは
マイムマシーンではなく
限られた時間の中でも
その輝きが失われない事を言うのだ
それは
物理学者が永い間解けなかった事の答えでもある
この発想は馬鹿げているが恐らくは真実で
故に
物理学の計算だけで
時間が普遍ではない事に気付いたアインシュタインは
天才なのだ
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スポーツにはルールがある
それは
うまくそれを楽しむ為だ
戦争にはルールがない
それは
それが楽しむ為ではないからだ
守る為だけにあるルールはない
それは
縛られるだけならば
何も楽しくないからだ
僕達にはルールがない
それは
僕達自身で決めることだからだ
ただ忘れちゃいけないことは
ルールがあるからルールを守る訳ではなく
ルールがないから自由である訳でもないことだ
戦争もスポーツも何だって同じさ
大事なのは
ルールそれ自体じゃない
楽しむ気持ちや
思い遣りであるだけだ
それが自由であるだけだ
けして僕達を
校則や法律で縛り上げてはならない
僕達が笑うとき
そんなものは必要ない
僕達は
自発的に何でもできる
悲しいだけの戦争だって
やってしまう事がある
だから
忘れちゃいけないことは
ルールがあるからルールを守る訳ではなく
ルールがないから自由である訳でもないことだ
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誰かが
人に助けられました
命を
助けられました
助けられた人は
助けてくれた人に
とても感謝していました
命を助けてくれて
ありがとうと
とても感謝していました
僕達はみんな
いつかは死んでしまう
命は
助けられても
いつかは消えてしまう
それでも僕達は
命を大事にする
それにとても感謝する
何故だか知ってますか?
命より大事なものを
抱えて生きているからです
だから
いつか死ぬのに
助けられた命に
感謝ができるんです
僕達は
誰かを助けたり
それに感謝してみたり
誰かと笑ってみたり
してみるんです
それには
命が必要だけど
そうすることは
命よりも大切なんです
だから僕達は
いつか死んでしまうのに
ありがとうって想うんです