詩人:絶対零度 | [投票][編集] |
たとえば死にたい夜を
千日過ごしたとしても
あまりにも変わらない
私は秋をこうして
過ごしてきた
止めらない淋しさも
枯れすぎた涙腺も
すべてひっくるめて
この部屋に来た時と
何もかわらなかった
捨てたものは
あまりにも多かった
比べ、得たものは
何もないと思う、
ただ淋しい
秋の夜更けは眠りと共に
終わる
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●●●、は生きていた
●●●、は死ねなかった
●●●、は不燃物である
●●●、だから泣いた
血のような●●●
死ねないから
死ねないから
死ねないから
しがみついてすがって
●●●●●●●●●●●●
は文字にすらならない
はやく死にたくて
いつまでも死ねなくて
繰り替えすループゲーム
だから抜け出せない
その先にあるのは希望?
でもきっとあるのは絶望だ
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とても、誰かが、欲しい
この心臓に空いた穴を
埋めてくれる、誰かが、
とても欲しい
きっと淋しいからだと
そう理解はしている
とても、何も、無いから
この脳髄を穿いた穴を
埋めてくれる、何かは
とてもいらない
きっと寂しすぎて
そう考えたくないだけ
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私にニュースは見せないで
この痛い世界の
悲しい情報なんて
もう求めてないから
私に新聞を見せないで
この苦しい世界の
他人の感情なんて
読みたくもないから
私にラジオを聞かせないで
このノイズ世界の
掻き乱す音なんて
聞きたくも無いから
何も知りたくないの
他人の痛みに痛くなるから
何も知りたくは無いの
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マイナスの感情を
私を殺す勢いで叩きつけた
意味の無い真っ赤な血は
まるで、ただっこのような
我儘だ。
マイナスの感情で
斜めに世の中を見ている
生きない死ねない生物が
それは、苦し紛れの
逃避行だ。
愛なんか無い、
でも愛が欲しいよ
できないなら殺してよ
壊してよ、殺してよ
私を否定して、でも認めて
だから何もいらない
ありふれた幸せが、
とても、高望み。
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本当に痛い
君に逢わなければよかった
好きすぎたから
気が狂うになるから
もう逢いたくなかったのに
あいたくなんかなかったのに
なんで君はそこにいるの?
あいたくなんかないよ
もうあいたくなんかないよ