裸足で駆け出した君に僕は何て声をかけたら良かったのだろう歩みを止めたこの足がまだ少しでも信じるという言葉を望んでいたならたくさんの応援歌を歌ったのに今の僕はかける言葉も知らずいつからか絶望を笑い転げた中に慣れを感じていた笑った瞳から諦めを読み取る術を学んでいた風が雑音に聞こえてからその向こうが見えた気がしてもう見えなくなった君を一層遠くに思った
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