詩人:夕空 | [投票][編集] |
ツンとしていた
一生懸命に
リンとしていた
どうでもいいみたいに
やんわりしていた
どこかぎごちなく
やわらかく
かわいらしかった
その雰囲気
どこかにしまっておこう
…絶え間なく
過ぎていく…
スクランブルの角より
詩人:夕空 | [投票][編集] |
影が揺れる
木々は揺らめかない
人は歩く
道は過ぎ去っていく
虫達が騒ぎ
小鳥達はついばんでいる
草葉の隙間で
なにか笑っている
唄は偶然の産物
雑音の中の唯一の奇跡
詩人:夕空 | [投票][編集] |
子供同士の喧嘩
みたいなものなんだ
大人だから
終わちゃうけど
一緒に居られたら…
…なんてことないよ
それなりには
巧くいくものだから
なにげなく話かけみてね
詩人:夕空 | [投票][編集] |
あの子が死に
アナタが残った
私は私だった
君はあの子を欲し
あの子は君を救い
私は君を見つけた
私はあの子を知らない
私は君を見つけ
君は私に話してくれた
あの子が君を
連れて行ってしまった
詩人:夕空 | [投票][編集] |
何かを待っている
その為だけに此処にいる
寝ころんでいる
さげすんでいる
夢を見ている
舞っている
葉の子を
待っている
もう少しだよって
風が囁いていたから
想い焦がれている
詩人:夕空 | [投票][編集] |
なにも
なくていい
よかったんだ
あるのはいけない
なくてもあっても
ないままがいい
そのほうが
上手くあれる
いてもいい
いなくてはだめ
空想を抱きしめて
現実はすぐ側で私でいる
詩人:夕空 | [投票][編集] |
夢が先か
現実が後か
未来が大切か
過去が現在か
どうが どうか
ちょっとした瞬間
叶うことを願わないなら
なんの為に
夢は夢なのか
だから祈らない
…目覚めない儚さに…