詩人:夕空 | [投票][編集] |
なにが見えるのかな
空かな
君かな
それとも私かな
どこに見えるのかな
そこは何処かな
その水溜まりに
あなたは何を見出だす
水溜まりは
また
海へ還る
雲へ還る
川に還る
雨に還る
そこで何を導くのか
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夢から覚めて
夢が続いていく
どうしてかなって?
どこか遠くを
もっと近くを
見ている
…さ迷ってる…
夢のような夢を見ている
ずっと
ここがどこだか解らないんだ
水面に映る
あの夢のように
月のように
浮かぶ水月
その波に
漂うように
佇むように
終わりない始まりを
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止む雨はない
この空では
それは綺麗で
ときに残酷で
それでいて奇跡的で
いつでも
どこにいても
かけがいのない瞬間
息をしてる
この空の何処かで
思い出みたいに
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水面は止んで
空に散らばる
水面は溜まって
空を見上げる
水面は舞って
空を漂う
水面はいつだって
君を見ている
君を見守っている
アナタは
アナタを
愛しています
そのことを忘れないで
どの様に
アナタは
アナタを
愛しているか
アナタに
アナタが
解るように
アナタが
アナタを
見失わないで
忘れないでいてあげて
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ぼんやりと
水面を見ている
水面と見ている
水面で見ている
水月
月と空と水面
その明かりと
その明かりの届かない
そんな場所を
いつも見ている
その瞳で
己すらも
見えているのだろうか?
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一枚は欠
一欠片になって
散って
バラバラになって
分裂して
もう見えなくなって
それでも
一枚は一枚
一欠片は一欠片
無くなったりはしない
貴方は貴方だし
私は私だし
そこで在り続けてる
そのままで在る
そのままでいいんだよ