誰の事も
解らないから
…閉じ籠った…


光と影しか
無い世界から
…形だけを残して…



誰にも気付かれない様に

言葉じゃなく

思いでもなくて

ただ、そう信じた

そう感じた

ただそれだけで

だから僕は君を選んだ

雲はバラバラ


大きな空に


バラバラに


…

真っ赤な空

ピンクな空

夢の中

空はいつも違う色

時々想う

いくら歩いても
同じ場所
地球に変わらない


…月を歩いてみたい…

…甘く柔らかな嘘より
残酷な愛が欲しい…

感情じゃなくて
「こころ」で知りたい

砂が流れ始めた

永遠にも似た枠の外へ

壊れた破片に

取り残されないように

遅れないように

僕は付いて行く

終わりへと向かって


永遠を懐かしみながら

幻想が夢に

夢が現実に

現実が夢に

夢が幻想に

幻想が現実に

雲が一つ
空を一人歩いてく
何処へ行くにも
…風任せ…
何処へ行きたいのかも
判らないから