夕空の部屋
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[55] 猫
ごめんね
だけど ありがとね
えっとね
あのね
もっと 私を…ね
ずっと 私とね
居て欲しかったから
ずっと嘘をついてました
ほんとうにごめんなさい
寂しくなかったよ
君が僕の側に…
…居てくれましたから
2006/02/19 (Sun)
[54] 欠片
全て
奪ってしまった
後に残ったのは
壊れて落ちた
欠片と
小さな温もり
…それも…
すぐに溶けて消えて
私になって
君は何処に行ってしまったんだろう
…君は何処にいるの…
2006/02/18 (Sat)
[53] ×
誰も、誰かを…
…許すことは出来ない
2006/02/17 (Fri)
[52] 音
途絶えた音は
けして鳴らない
壊れた音は
けして鳴り止まない
閉ざされた音は
永遠に反響し続ける
音を開放したとしても
永久に鳴り止まない
私を閉じ込めて
逃げる事も叶わない
…初めから
閉ざしてしまえれば
良かったのに…
2006/02/16 (Thu)
[51] 関係
空白は必要
全てを繋げる必要は無い
1つの曲の様に
そこにこそ
だからこそ
音に意味が生まれる
音と音の間に
…こそ…
意味が在るんだから
2006/02/15 (Wed)
[50] 詩とか言葉
感情に委せて
言葉を投げる
それはただの
…ワガママで…
けして、詩
…などでは無い…
…例えどんなに
強かろうとも…
事実でも真実でも
2006/02/14 (Tue)
[49] 深
人の事ばかり…
…気にしてないで
…自分を信じて…
2006/02/13 (Mon)
[48] 独り遊び
川で遊んだ
川と遊んだ
川の流れと魚と一緒に
みんなで
…他にやることも
無かったから…
とりあえず…
…楽しかったから
明日は何をしようかな
2006/02/13 (Mon)
[47] 残骸
作られて
棄てられた
夢の残骸の上で
…現実は存在している…
2006/02/13 (Mon)
[46] かくれんぼ
君は
…僕を捕まえ
抱き締めながら…
「もう放さないよ」
って、言って
手を握って…
…導いてくれるけど
…怖いよ…
2006/02/12 (Sun)
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