キラキラと
舞い散る欠片
…輝きは誰のモノ？…

もういいよ


もういいから


「眠りなさい」


誰も咎めたりしないから

許したり出来ないから


もういいんだよ


君にあげる

安らかで穏やかな世界

…夢の世界で…


「眠りなさい」



たった一人ですか？

沢山の孤独が私を彩る


闇をぽつぽつと
照らす
白　黄　青
様々な光
空の一番高い所で
月は見下ろしている


雪はただ舞い落ち
海に浮かぶ月を彩る

川は流れるばかり
浮かんでは消える色彩

空には薄い雲がさまよっている

ばらばらに
同じ場所に居る
小さな部屋の中に
…帰るべき場所に
帰る為に…

また空を
見上げてみると

月は隠れて
見えなくなっていた


家に帰ってみると
空白だけが転がっていた




…ありがとう…

僕らは
石ころを
湖に投げ込む


僕らは
月明かり
湖の底の石ころを
照らす


僕らは
空に住む闇
月を輝かせる


だけど
…だからこそ…
君達が必要なんだ


宇宙の果て
光すらも届かない
そんな場所で
待ってます


例え歪もうとも
それでも
私は私だから


誰かが
照らしてくれるまで


…宇宙の果てに佇む
石ころの様に…

ひとつの歌を

ひとつの音として

捉えられるまで

君を想っているよ

繰り返し　繰り返し
…書いた言葉を…
今もまだ　書いている

空が赤い

空は青い

空が　空は

…空は…

何色にも染まって…
…いないのにね

さよなら

いままでありがとう

壊れてしまったけど

ありがと

これからも

思い出すから

ずっと大切な宝物

僕らは別れてしまうけど

ずっと君と

２人で

いっしょに歩いて行こうね

これまでと同じ様に

話してください
話さないでくだい
暖めてください
抱き締めてください
側に居てください
壊してください
守ってください
汚してください
愛してください
これからもずっと
私をください
私にください
あなただけを
あなた以外の
誰にも目を…
…向けられないように
私を縛ってください
心も身体も魂までも
ずっと　ずーっと

声が聞こえた

空を見下ろした

雨の跡

みずたまり

いずれは渇れる

この場所で

私達は何を写すのだろう