詩人:愛 | [投票][編集] |
夢を追いかけるのに
理由なんていらないさ
やりたいからやる
そんな我が儘を押し通した人が
前進していくから
確かなものなんて何もない
それでも走り出したら止まらない
みんな夢を背負ってるよ
色んな重さの
色んな形の
色んな夢を
他人からの肯定や批判なんていらないから
自分たちから夢を迎えに行こう
詩人:愛 | [投票][編集] |
人間らしく 在りなさい
理屈は分からなくていいから
もっと素直に 在りなさい
ごまかさなくていいから
嬉しかったら 笑いなさい
悔しかったら 泣きなさい
気持ちを隠して生きるために
賢くなったんじゃないでしょう
人を騙して生きるために
強くなったんじゃないでしょう
笑顔も涙も恐れずに
ちゃんと言葉に出しなさい
本当も嘘も恐れずに
ちゃんと真っ直ぐ歩きなさい
それが人間の本当の姿でしょう?
詩人:愛 | [投票][編集] |
誰か私の心臓に触っているのですか
意識が飛ぶくらいの痛さ
この痛さは何処から来るのですか
其れは誰にも分からない
誰か私に恨みでもあるのですか
身体を引き裂くような苦しみ
この苦しみは何の為に在るのですか
其れは誰にも分からない
全て冗談だと思っていました
そんな気持ち私には初めてです
昔から知っていた事なのに
別れは必ず後から付いて来る事を
全て永遠だと思っていました
そんな気持ち私らしくもない
最初から分かっていた事なのに
別れを覚悟で足を踏みいれた事くらい
触れ合えば触れ合うほど
心臓を掴む手は強くなり
恨みは濃度を増していく
こんな事は望んでいませんでした
信じれば信じるほど
痛みを感じる事も出来なくなり
苦しみの音も聞こえなくなる
こんな事想像もしませんでした
寂しさに蝕まれた私の身体は
最早制御不可能
いっそ消えてしまえれば楽になれますか
いっそ壊れてしまえば楽になれますか
悲しみに浸された私の身体は
最早機能不可能
なにせ心を失くしてしまいましたから
なにせ感情を失くしてしまいましたから
きっと忘れません
いつか逢えるでしょう
何処にそんな根拠が御在りですか
所詮全て戯言
詩人:愛 | [投票][編集] |
今日の君はどうしたの
心に薄い氷が張っているよ
不安がぐるぐる
私の中で駆け巡る
スキスキ大好き
どんなに声に出しても伝わらない
もどかしい
どうすればいいの
君のことをこんなに想ってるのに
メールの機械的な文字
絵文字や顔文字でも
どこかそっけない
何もかもが氷の世界
スキスキ大好き
どれだけ文字にすれば君に届くの
情けない
自分を変えたい
何も出来ない無力な自分
行かないで
私から離れていかないで
夜が連れてきた
いないはずの君の影
幼稚な私と大人な君
意外とバランスがとれてるの
でも甘えるだけなんて女が廃るじゃない
スキスキ大好き
そんな言葉で押さえ込まないで
もういらないよ
駆け引きなんて
今こそ翼羽ばたかせよう
ねえ
迷わずその胸にとびこんでいくから
優しく受けとめてね
詩人:愛 | [投票][編集] |
静まりかえれば
ふと思い出される瞬間
たくさんの頬をつたう涙
体中にひびく歌声
きっともう戻れないこの時
言葉なんて一瞬のものだろ
そう思っていた
なのに
たくさんの言葉が頭の中でリピートされるんだ
まるで
きらきら輝く宝石のように
道が木の枝のように別れている
進みたくない
別れたくない
でも歩んでみたい
僕たちの思いとは関係なく
刻み込まれる時
流されるままに生きていく
僕の性分
でも今は
全てに逆らいたい気持ちでいっぱいだ
詩人:愛 | [投票][編集] |
犯した罪は数知れず。
壊した物も数知れず。
何を見ていた。
何を得た。
今となっては全て霧の中。
所詮そんなものだろ。
記憶なんて曖昧なもの。
幼かった頃の夢。
幼かった頃の気持ち。
くだらない。
無知ほど愚かな物はない。
そうだろう。
頑張って積み上げた積み木。
少し指で押せば音を立てて崩れていく。
頑張って結んだ糸。
少し緩めさえすればするりとほどけていく。
嗚呼、愚かだった自分が嫌になる。
どんなに苦労しても意味なんてない。
創るより壊す方が容易い作業。
描いた夢は数知れず。
望んだ物も数知れず。
何を失った。
何に背いた。
鮮明に残っている記憶。
鮮明に残っている気持ち。
嫌になる。
嫌になる。
どんなに苦労しても、壊すほうが簡単なのだから。
詩人:愛 | [投票][編集] |
全部分かってるのよ。
貴方がどこに行くのか。
何をしにいくのか。
行ったらどうなるのか。
全部全部分かってる。
でも行かないでなんて言えない。
貴方だって全て分かった上で行くと決めたのだから。
行ってくる
貴方がそう言った。
行かないで行かないで
心の中で何回も叫んだ。
行ってらっしゃい
零れそうな涙をおさえ笑顔をつくる。
きっと貴方は何もかも分かっているんだろう。
その証拠に私の頭を優しくなでた。
まるで子供をあやすかのように。
貴方の背中がいつもより大きく感じたのは
きっと
大きな使命を背負っているから。
帰ってくる
貴方が残したこの言葉。
私は信じる事しかできない。
私はまだ子供で、無力な人間だから。
全部分かってるのよ。
その約束の裏の残酷な真実も全部。
でも貴方の言葉を信じるのは
一ミリもない奇跡を願っているから。
たとえ
全部分かっていたとしても。
詩人:愛 | [投票][編集] |
やさしい風が吹いている。
青く透き通った空が広がっている。
となりに貴方がいる。
貴方がふと私のほほを触れた。
その綺麗な瞳は今私だけのもの。
その目もその耳もその唇も
全部全部私のもの。
きっと貴方も同じこと思っているんでしょうね。
やわらかく愛おしい貴方の唇が私に触れる。
甘い甘い口付け。
少し気恥ずかしくてて私は顔をそむける。
それを見た貴方ははにかんだように笑って。
その笑顔がとてもかっこよくって私のほほは急上昇。
林檎飴みたいになった私の顔に、また貴方がキスを落とす。
握り合った手はとても温かい。
私の心はそれ以上に温かい。
この空がまるで私たちの愛を暗示しているかのように
どこまでも限りなく広がっていた。