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千波 一也の部屋


[1196] 卵のきもち
詩人:千波 一也 [投票][編集]

卵のきもちはわからない

卵にならなきゃ
わからない


わたしの目玉は殻かしら

わたしを包んだ
殻、かしら?

とっくに無いと思ってた
くだけて消えたと
思ってた


卵のあしたはわからない

卵にかえらにゃ
わからない

きのう、なら
少しだけわかるかも。
だけど

ねえ?きみ


2013/02/06 (Wed)

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