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千波 一也の部屋


[769] しあわせのとき
詩人:千波 一也 [投票][得票][編集]



ぼくが

ぼくから許されて

きみがきみから贈られる



ぼくは

ぼくだけど

きみを愛しているわけで


いちたすいち、は

いまならわかる

たやすく

解ける



ぼくは

いつのまにか

こんなにもぼくだったんだね



ほら、こぼれるすべてがやさしくて



しあわせは

ときのなかにある


必ず、ときのなかに



ぼくが

ぼくから満たされて

きみがきみから望まれる



ねがいごとは

難しくしないで

ささやかな日常を

いっしょうけんめいに

小さいなりに

ちょうど

よく。



きのうときょうと

かぞえかぞえて

またあした


ふたりのために

ひとつの

ために

2007/01/29 (Mon)

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