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歹←ガチの部屋  〜 投稿順表示 〜


[182] よこがお
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僕はまいにち
ながめることが
できるけれど

君はぜったい
ながめることが
できないもの


なんだろう



見つめ合えば
見えなくなるけど

照れた君が
目を反らせば
見えるもの


なんだろう



それはたしかに
見ることができて

君はそれを
知らないだろうけど

それはとても
うつくしいんだよ

僕はそれが
すきなんだよ



それは僕だけが
見ることができる


君の知らない
君の角度

2011/02/14 (Mon)

[183] つるつる しわしわ
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プールにはいるぞ
プールのみずはつるつる
僕のてのひらもつるつる


プールであそぶぞ
プールのみずはしわしわ


プールをでるぞ
プールのみずはつるつる
僕のてのひらはしわしわ


まるでしわしわが
僕にいどうしたみたいだ


歹:小学校2年生の頃に書いた詩です。
今では書けない視点が確かにあります。


2011/03/21 (Mon)

[184] まぶた
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まぶたは
開けるためにあるのか
閉じるためにあるのか
どっちなんだろう


朝起きるときは開けるけど
夜に寝るときは閉じるよね

見つめ合うときは開けるけど
キスするときには閉じるよね


わからないから
回数が多いほうにしよう


僕らが産まれるとき
目は閉じているから

目を開けたら同じ回数
目を閉じたら一回多い

僕らが死ぬとき
目は閉じるから

閉じる方が一回多いみたい



まぶたは閉じるために
あるのかもしれないね

生きていく中でも
まぶたを閉じる事が
多いのかもしれない

2011/03/21 (Mon)

[185] ふたりさんにん
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ひとりで

ためこんで
くるしんで



のみこめば
またひとりだ



あふれれば

もしかすると
ふたりさんにん

2011/10/23 (Sun)

[186] いのち
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「年」で
数えてみると
長いと思った


「日」で
数えてみると
短いと思った


「分」で
数えてみると
怖いと思った


「秒」で
数えてみると
尊いと思った



それと

もうひとつ



「人」で
数えてみると
凄いと笑った

2011/12/16 (Fri)

[187] 相合傘
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ふたりでひとつの傘


いつものお決まりの位置
君が左で 僕は右で



歩くにはちょっとコツがいる



不器用な僕は
やさしくなろう

君の肩が濡れないように
そっと傘を傾ける



恥ずかしがり屋な君は
勇気を出そう

僕の肩が濡れないように
そっと肩を傾ける




歩くにはコツがいる



傘が小さいわけじゃない

濡れない距離がふたりにある

2012/01/04 (Wed)

[188] すべて
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人生の
すべてを

僕は当然に
知らないが


すべてが
人生に
なることを

僕は漠然と
知っている



2012/01/28 (Sat)

[189] なまえ
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名前で
呼んでよって

ほっぺを
膨らませて
怒る君は


ふいに
名前で呼ぶと

今度は
恥ずかしがって

黙り込む
もんだから


こっちも
なんだか

恥ずかしく
なって


あとはもう

何も言わず
抱きしめた

2012/02/11 (Sat)

[190] 赤い糸2
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赤い糸なんて

繋がってなくていいの

もう繋がってる

そう思えたんだから

2012/02/18 (Sat)

[191] おわり
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すべてのものに

おわりをつくろう



つらいことが

つづかないように

たのしいことも

おわるんだ


おもいだすことが

たいせつなように

わすれることも

たいせつなんだ


ひつようなであいが

あったように

ひつようなわかれも

あるのかもしれない



おわりがあるのは

なんだかくやしい


まあ 

でも


それでいいんだ

たぶんいいんだ

2012/02/25 (Sat)
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