詩人:大示 | [投票][編集] |
やっぱり、誰も来ない場所が良い
物静かで落ち着いたあなたの傍は
まるで天国
クリスマスソングが
讃美歌のかわり
誰も知らない古い歌
あなたの歌声が私の子守唄
詩人:大示 | [投票][編集] |
これといって欲しいものがない
欲がないと言えば聞こえがいい
だけど、逆さに言うと
他に興味がない
そんな自分が、今一番欲しいのは
丈夫な心
大好きな人達を支えられる
強い心を私に下さい
詩人:大示 | [投票][編集] |
大きな木に
たくさん飾って
一番上の大きな星は
背の高いあなたが
いつもお決まりの儀式
今年も一緒に過ごせた
忘れられた教会で
誰にも知られずに二人で歌う
あぁ、朽ちていて
声もあまり響かないけど
確かにとどく
X'mas love song
詩人:大示 | [投票][編集] |
中途半端な知識を見せびらかす
なんて痛々しい!
目もあてられないから
自爆はしないでね
新しく手にした専門用語
それを使う職に就いていないから
アンバランスさが目立ってるよ?
何故そんなにピエロになりたいの
知らないふりした
プロフェッショナルが笑ってるよ
詩人:大示 | [投票][編集] |
チキンが好きなあなた
クリスマス前に食べると
ただの『鶏もも焼いたやつ』
クリスマスに食べると
『ローストチキン』
やっぱり雰囲気って
味付けと同じくらい大切
大きなケーキだって
あなたの楽しみ
私とあなたじゃ食べきれない
二つのクリスマスケーキ
詩人:大示 | [投票][編集] |
幸せは
他人との比較で感じられる
たとえ、中流であっても
上を見れば不幸を感じ
凄惨な事件を見ては
まだ生きている幸運を感じる
今も昔も、人は変わっていない
平凡な日常が失われ
ようやく、幸せだったんだと
全てを無くした時に痛感する
詩人:大示 | [投票][編集] |
まぁ!
まるで高名の彫刻家が
創った様な人ね
まぁ!
個性的な芸術家に
作られた様な人ね
まぁ!
・・・・まだ、未完成だったのね
神が開く品評会
未完成の作品は下に降ろされます
いいえ
容姿に限ったことでは
ないんですよ
勘違いなされないよう
ご注意下さい
詩人:大示 | [投票][編集] |
『えー、前だったら
許してくれたじゃん』
サービス期間はとっくの昔に
終わったのさ
ついでに、お試し期間もな
貴重な時間を使い
わかったことはお前さんの中身が
お粗末だって事だけ
あぁ、外見イミテーションの女
もっと良い病院
紹介してやったのに
詩人:大示 | [投票][編集] |
一時の身勝手な願いは叶わない
それは呪詛
醜い死臭に包まれた言葉は
空気に混ざり己の中に入り込む
それは気付かぬうちに膨れ上がり
やがて破裂する
皮肉なシナリオなど誰も望まない
共演する者も
鼻が伸びたマリオネットだけ