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大示の部屋  〜 新着順表示 〜


[213] 選んだ道
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今、見つめている道は何処に繋がっているのだろう

何処に繋がっていようと歩かなければ終わりは来ない
わかっている

わかりきっている

このままでは地獄にも天国にも行けない


崩れ始めたその場所を蹴り飛ばし着地した道は時間に急かされ、だけど本能的に選んだ道


覚悟なんてする暇も与えられず


あてのない旅は、始まったばかり

2009/04/18 (Sat)

[212] いつか
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何の規則かは、わからないけれど

私は今、この姿の私で生きている


何の縁かは、わからないけれど

この人達の元に生まれた


この縁は

次も

この次も、ありますように
と願う



流れて、流れて

着いたその先で

待っていてくれますか


私が生まれた

あの時のように



2009/04/06 (Mon)

[211] 孝行
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どんなに大好きでいても

別れは必ずやってくる

与えきれなかった愛情も

まだ、こんなにあるのに


突然の別れは、何のため

命の終りがあるのなら

何故、こんなにも早く



また笑って会える日を

今は夢見ることさえ難しいけれど

この、行き場の無い想い

受け止めてくれる人を探す旅に
僕は出よう

けして、あなたの代わりを

探しはしない


誰かが、あなたに似ていても


あなたは、僕と同じように
一人きりの存在なのだから

2009/04/06 (Mon)

[210] 幾星霜
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黒い静寂に、雫の呟き
聞く人なく溶けていく

幾星霜の涙、岩の牢獄に
深い穴を穿った

風が行き過ぎ、洞をくぐり
強く慟哭させる

ざわめきが、こだまして
深い青を揺らし明日へ


会うこと無い、誰かに届き
一滴の涙から全てが生まれ
風に浚われて駆け巡る

2009/03/27 (Fri)

[209] カメレオンレディ
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私の真似なんて一体何のつもり?

オリジナリティないのかしら

私とあなた、どう見ても別物よ

細胞全部換えて出直しておいで!


美しい色鮮やかな森に
全てを否定されたカメレオン

『自分の身を守る変身』
それは
『過酷な世界』で生きるために
必要不可欠なことだった


2009/03/24 (Tue)

[208] いつものように
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夕日に抱かれた白い部屋
切なさ香るその色に

思わず景色が揺れたのは
朱色が怖くなったから


『夕暮れ時の風物詩』と

遠い時間が囁いて

『わかっているよ、そんなこと』

今の僕が呟いた


本当の独りきりなんて
知っているわけでもないのに

それでも涙が落ちるのは
僕が甘ったれだから

こんなんじゃ、笑われる
なんでもないふりをして

いつものように
おどけてみようかな

2009/03/19 (Thu)

[207] 細やか
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あなたの無口が私を安心させる
あなたの些細な言動が
私の心を引き寄せる


何も語らず、富無くても
誠実な、あなたがいる

ならば私は賢くありましょう

時折の小さな愛情に気づいた様に

つまらない、その場限りの見栄に
惑わされず生きられます様に

2009/03/13 (Fri)

[206] 不確かな存在
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在るのか、どうかもわからない

自分の事など確かめようがない

意味もなく不甲斐なく叫んでは
自分の小さな存在を感じていた


『切ない』とぼんやり呟いて

カタカタ震える両手を握りしめる

冷たい空気の中めぐる血を感じて
生きていると、涙を落とした


できるなら、見たくなかった
こんな僕は


せっかくの薬さえ効きはしない

許せない事ばかり多すぎて

なのに一歩も動けなくて


臆病な奴だと、呆れ果てた

2009/03/09 (Mon)

[205] 空虚なアトリエ
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出逢い別れの季節なんて
今の僕にはピンと来ない

年がら年中荒れた部屋で
見ざる聞かざるの僕には


動くのを止めない無神経な時間と

変わっていく温度が
動けない体を追い詰める


この荒れた場所で静かな部屋は
髪一筋も残さず旅立った
あの人のアトリエぐらいで

描きかけの一枚の似顔絵は
ぎこちない笑顔の僕


永遠なのは冷たく動く時と

薄いカーテン越しに見る
堂々巡りの季節達


世界から忘れられた暗い部屋を
秘密基地にした僕は

もう一人の僕と、同じ様に白い世界で

ただ、笑っている


2009/03/09 (Mon)

[204] 白い空箱
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白い寂しい空箱に
ペンで似顔絵描いてみた

君の笑顔を思い出し
甘いケーキを閉じ込めた


また、からかわれるかな

また、笑ってくれるかな


僕の好きなあの笑顔で



あの時のプレゼントのお返しに

気合いの入ったショートケーキ


カッコ悪くなんか無いよ、きっと

贈りたい気持ちに
嘘をついていないから

2009/03/07 (Sat)
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