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大示の部屋


[181] レストランの皿
詩人:大示 [投票][編集]


空っぽの皿を眺めて

私に必要なものは、と問うた

造られた心取り出して
工具で直せたら

意味の無い無駄な時間を
取り戻せたら


皿にのせられたネジだらけの心

タイムリミットが近づく

美味くはないが・・・
ナイフとフォークがここにある

まだ柔らかい部分が残っている

食べてみるか


拒絶反応で手がカタカタ笑うけど

涙が良い味付けで

思ったよりも美味かった


皿の上にのった心の残骸を眺めて

それの不必要性を確認した

2009/02/02 (Mon)

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