永い夜でもないのに瞳を閉じる時が来るその時の片隅に思い出そうどんなことにも本当の終わりは無い誰かが呟いていたのをその言葉に偽りがないのなら私と似た心に触れた時ほんの少しだけ懐かしんで 『忘れないで』なんてきっと言えないと思うからもし『切ない』と泣いてくれるのならあなたを、見つめてその中にきっと私が在るから
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