月、輝く静かな真夜中にふと、目覚めて気づいた一人きり 私の眠りを邪魔した風さえ鳴き止んで静寂が私を抱いていたこの暗闇も、いつかは破られる朝、くれば太陽が昇るようにどんな苦しみも終わりは訪れいつしか嘆きも遠い空へと大きな翼で風と共に今、どれほどの深い暗闇が私を抱いても受け入れはしない私が望むは輝く朝なのだから
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