詩人:ひこ星 | [投票][編集] |
君は僕にとって大切なひとでした。
『ありがとう。大好きだよ』って言いたかった。
どんなに思っても
どんなに泣いても
どんなに叫んでも もう届かない・・・
君は僕の前から この世から消えた。
霊柩車の音 みんなが鼻をすする音
初めて涙が枯れた、あの感覚
今でもしっかり覚えてる
一生忘れない、一生忘れない、ずっとずっと・・・
君は今どうしてるのかな?
苦しくない?辛くない?寂しくない?
幸せならそれでいい。
ねぇ、僕の声聞こえてる?
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『お前ってさぁ…』君が言う。
『何?』ってアタシが聞くと
『やっぱいいや。なんでもない』って君が答える。
このへんてつもないやりとりが僕は好きで
君がいてよかった。そう思うんです。
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『バカヤロー!!!』思いっきり叫んでみた。
誰に対して言ってんのかは、自分でもわかんない。
でも、なんとなくさけんでみた。
思うままに、ただ、叫んでみた。
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あい。 愛。
であい。 出会い。
れんあい。 恋愛。
かたりあい。 語り合い。
〔あい〕にもいろんな形があって。
この世には、僕らがいて、たくさんの〔あい〕があって。
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dear 僕の大切な人
ずっと、ずーっと前から、君が大好きでした。
幸せにします。
もしよろしければ、僕と付き合って下さい。
from 君を想う者
追伸:鈍感な君が気づかなかったら困るので、
これはいわゆるラブレターってやつです。
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放課後の教室
机に置いてあった一通の手紙。
『最重要機密文書』って書いてあった。
アタシ宛の手紙だった。
帰って読んでみた。
いわゆる『ラブレター』ってやつだった。
で、でも、〔君を想う者〕と書いてあるだけで、
肝心の差出人が誰だかわからなかった。
とりあえず、返事を書いた。
dear 名もなき差出人
『最重要機密文書』読みました。
お気持ちはうれしいのですが、あなたは誰ですか?
あなたが誰なのかわからないと、返事のしようがありません。
お返事ください。
from ○○○○
追伸:あなた相当のアホですね(笑)
次の日の放課後、アタシは机に手紙を置いて帰った。
翌日、登校すると、手紙がなくなっていた。
あのアホな彼に届いたのだろうか。
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放課後、部活帰りに忘れ物を取りに教室へ行った。
あぁ、そういえば、アイツ普通に俺に話しかけてきたなぁ。こりゃ完全にふられたな。
教室に入り、アイツの席を見ると、一通の手紙が置いてあった。
『最重要機密文書〔お返事〕』と書かれていた。
僕はそれを持ち、急いで家へ帰った。
家に着いたところで、忘れ物をまた忘れたことに気付いた。
でも、僕は取りにはいかなかった。
返事を読む方がずっと大事だ。
部屋に入り、鍵を閉めて、急いで封を開けた。
僕はあわてて読んだ。
僕はショックを受けた。断わられわけじゃないけど・・・
僕は自分の名前を書くのを忘れていたのだ。
急いで返事を書いた。
dear ○○○
名前を書かないなんて、アホなことしちった(泣)
というわけで、改めて、君が好きです。
俺と付き合って下さい。
from アホな奴
『☆完璧☆』
僕は次の日の放課後、みんなが帰った後、アイツの机に返事を置いてから、部活へ行った。
翌日の朝、手紙はなくなっていた。
アイツちゃんとよんだかな?
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放課後、手紙が置いていないか、つい、確認しに教室へ行ってしまった。
『最重要機密文書〔第2弾〕』と書かれた手紙が机の上にあった。
アタシには、好きな奴がいる。
だから、断わるだろうけど、もし、この手紙の差出人がアイツだったら…って考えたら、すぐにこの手紙を読みたかった。
アタシは手紙を持って、家まで必死に走った。
今までで、1番速かったかもしんない。
部屋に飛び込んで、鍵を閉め、急いで封を開けた。
アタシはその場に、バタッと倒れた。
〔また名前書いてないし!!!〕
とりあえず、返事を書くことにした。
dear ホントにアホな差出人
また名前、書いてなっかたんですけど(汗)
君ってある意味すごいですね(笑)
アタシには、好きな人がいます。
バカで、ドジで、野球のコトしか考えてない、
しょうもない奴なんだけど、好きなんです。
もし、君がその人なら付き合ってほしいです。
お返事待ってます。
from ○○○○
封筒に『最重要機密文書〔お返事A〕』と書いて、
前回と同じように机に置いておいた。
翌日の朝、やっぱり手紙はなくなっていた。
アイツだったらいいなぁ