みんなで過ごした教室


みんなで駆けずり回ったグラウンド


みんなで歌った体育館


空を見上げたベランダ



学校中僕らの思い出でいっぱいで




「あぁ、もう卒業かぁ」



そう考えたら、やけに寂しくて。




涙が止まらなかった。

逃げんじゃないよ。


ちゃんと向き合いなさいよ。



なんでアンタはいつも逃げんのよ。




いい加減、逃げるのはもうやめにしなよ。





逃げてたら、掴めるもんも掴めなくなるよ。






行け！　根性なし！　　前に進め。

雲ひとつない青空の下


風が吹いた



髪がなびく。




この風に身をゆだね



どこまでも飛んでいってしまいたい




そう思った。




知らない町へ今、飛び出したい。

頭いいのがそんなに偉いか？


アタシは正直馬鹿だけど、


お前みたいなセコイ奴よかましだよ。




馬鹿ですけど、何か問題でも？

君の背中はあまりにも遠くて


遠くて


遠くて



君が遠い存在なのはわかってたはずなのに


どんなに追いかけても追いつかないって頭ではわかってるのに



身体が勝手に動く。




どんなに速く走っても追いつけなくて





縮まらないこの距離。いつになったら縮まるのでしょうか？

真夜中に


家を抜け出して


二人で星を見に行ったよね。




君は覚えてるかな？



星降る丘で


僕は今日も待っているよ。






どんなに寒くても待っているよ。

あのちょっと癖のある髪のも


あの真っ直ぐな目も


あの大きな背中も



全部、全部


君のもの全部




アタシのものになればいいのに

あの時の君のメダルは


確かに金じゃなかった。



でも




アタシの目には



君が一番カッコよく見えてたよ。

えぇ、言うことは特にないです。



でも、最後に一言。




みんな愛してるぜ！！！








げっ　　なんかヤバかったかも・・・

100

なんか区切れのいい数だよね。



アタシお疲れ。




まだまだ頑張れ。