詩人:ひこ星 | [投票][編集] |
放課後、部活帰りに忘れ物を取りに教室へ行った。
あぁ、そういえば、アイツ普通に俺に話しかけてきたなぁ。こりゃ完全にふられたな。
教室に入り、アイツの席を見ると、一通の手紙が置いてあった。
『最重要機密文書〔お返事〕』と書かれていた。
僕はそれを持ち、急いで家へ帰った。
家に着いたところで、忘れ物をまた忘れたことに気付いた。
でも、僕は取りにはいかなかった。
返事を読む方がずっと大事だ。
部屋に入り、鍵を閉めて、急いで封を開けた。
僕はあわてて読んだ。
僕はショックを受けた。断わられわけじゃないけど・・・
僕は自分の名前を書くのを忘れていたのだ。
急いで返事を書いた。
dear ○○○
名前を書かないなんて、アホなことしちった(泣)
というわけで、改めて、君が好きです。
俺と付き合って下さい。
from アホな奴
『☆完璧☆』
僕は次の日の放課後、みんなが帰った後、アイツの机に返事を置いてから、部活へ行った。
翌日の朝、手紙はなくなっていた。
アイツちゃんとよんだかな?