詩人:morning star | [投票][編集] |
星の雨が大地へ駆けて
眺めていた僕らは、
永遠の国から溢れてきた想い達、個々の夢、それら、瞼の明かりへと、そっとずっと掲げ続けた
渇き過ぎていた瞳には懐かしの面持を、砕け過ぎていた孤独には潤しの慕情の流線で
暗闇の街の中、光に満ち満ちた雷雨がひた走る
ずっと潜めていた念いを、目覚めなかった億劫の一念と
魂の宮殿が要する者だけを招き入れ、賛美の歌が、微笑いの風の花園が、眠りの精の祝福で
ずっとずっと永遠に、ずっとずっとその場所で、眺めた、探していた、得る為に、涙ごえ
引寄せられるのは、引寄せられたのは、何千年など何万年も存在しない瞬間の生命(あした)
後は憶いだせば、もう憶いだせば、そう憶いだせる・・・
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遠い彼方から生まれ来た
運命を掴んだままで
大波に黒雲に巻き込まれ
虹の大剣で海原をも割いた
凍りつく時の流れも朝陽の目覚めで溶かそうと
漆黒に鐘の響き、天上から明日の歌声
さぁ輝きの世紀(とき)、幾つもの演劇(ドラマ)
未来への飛翔がいま始まる
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私の胸の中にある命の宮殿へ還る。
懐かしい光、あたたかな眩しさ、悠遠のおもいで
もう哭き腫らした瞳はいらなくて
もう決別した時間は喪われて
さよならは明日へ、さようならはもう遠くへ
さよならは明日へ、さようならはもう遠く
ずっと夢みていた明日へ
私は今歩いていく
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星の輝きのかけらをきみにあげたい
夕べの瞳の悲しみを消し去ってあげたい
虹色の扉が待ち受ける新たな世界の境界を潜ぐりたい。
ずっと逢えなくなって、ずっと捜していて、ずっと想っていたその想いをとどけたい
きみに、きみに、きみを
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破壊的な暗闇、命の溝へ落ちて
どんなに高い空を見上げても
夜は深く、重たい眠気が目覚めない
沈んでいるのか、聞こえているの
呼んでいる明日が本当の僕を手招いている
ただ歌声だけが正しく、優しくこの魂を包んでいる
未來はいつ来るの、なぜ僕はここに立つの
風が少しだけ吹いて、残像だけをわずか置いてゆく
遠い目覚めは明るく、かじかんだ過去はもう彼方・・・
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生まれた意味なんて知らなかった。
砕けた泪だけ信じさせた。
遠い故郷を信じたかった。
夢の想いなら安らかだった。
眠りの様に瞳を綴じて消えた時間を取り戻したかった。
感覚だけ忘れて意識の遠くで呼び掛けた。
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瞳を夕闇の天まで高く捧げて
眼差しは永遠に運命の海峡へと静め、
扉を大きく開いたならば、
捜し続けていた光りへと向かい、
旅立とう
生死を跳び越えて、今生を明後日の後ろに観て、見付けたばかりの光につつまれて
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命の中へ雨が降る
命の中で虹が架かる
瞳を綴じて瞬間を画く
未来が蘇る
未来が微笑みかける
未来が迎えに来る
到達した時間が塗り換わる
昨日みた夢と現実が命へととけ込み、
また瞼の裏で落ち着いて
命の中で雨が降り
命の中で虹は光り輝き
さいごを目指す心は、想いを運命に委ね
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まばゆい閃光の明かりが目を射抜くのなら、思い切り瞼綴じ、時を待ち心で眠っていればいい。
風が過ぎる様に時は過ぎるよ
理由の解らない世界に戸惑いすら赦されず、追い立てられるだけの今達だから、瞼忘れ何処か遠くまで想いだけ馳せて
風が撫でる様に時は終わっていくよ
どれだけ越えたか憶えてもいない丘の上
どれだけ見詰めたのか憶えてもいない時間の果てで