詩人:morning star | [投票][編集] |
絶壁が倒れてきても、
岩壁にただ阻まれていても、
眩暈が毎瞬訪れていたとしても、
綴いているこの途の上でぼくはまだ歩いている
城壁が閉されていたとしても、
紺碧が埋めこまれてたとしても、
泣き言がやめられずにいたとしてもぼくはまだ叫んでいる。
「運命を諦め斬れないよ」と。
夜がやって来て、時間がまたすこしだけ、運命をどこかへと運んで。めくるめく陽光が待ち構えていて・・・
虚ろな憶いが涙目になりそうでも、
逃げだしたい記憶が先回りしていたとしても、
壊れそうな運命が未だ輝きを諦め斬れないから、
綴いていくこの途の上を進んでいる。
眼をつぶってうな垂れても、
ため息が識らずにこぼれていても、
いまがいつか忘れていたとしても、
歩いてく、終を見たいから
歩いてる、終を越えたいから
歩いてみたい、笑顔に成りたいから
いつまでもいつ迄もいつまでもいつ迄も・・・
詩人:morning star | [投票][編集] |
潮騒の詩が聴こえてくる
幽玄の調べ、
呼応の記憶
懐郷しきmessage
波間で揺蕩う
念動と残響
感覚の微熱
切迫の瞬間
潮騒が鳴っている。
未だ絶え間なく
潮騒が謳っている
未だ導きの螺旋
太古と歓び
未知と疾走・・・
潮騒の詩が聴こえてくる
幽玄の調べ、
感応の記憶
懐郷しきpassage
詩人:morning star | [投票][編集] |
瞼下ろして、音楽に耳を傾けていよう
明かりが無い方が命へ深く染みいく
星々が闇で輝き、運命が太陽と大地の狭間で走り回り、雷は今この瞬間も鳴り響いて
瞼下ろして、時代を眺めて行こう
変転するのは人が命、未来が意識.
あすが縁
詩人:morning star | [投票][編集] |
境界線を渡り、旭日の日へととび込もう。時は移り変り、個々の命も生き返り輝き増し、鮮やかさ取り戻し、未來へと還れる日が今訪れた。
目眩と混沌だけの輪廻を絶ち斬り、生誕れたあの日へとたち返り、粉粉になっていた過去をいまつなぎ合わせて、彼方へと明かりを贈ろう
時間が彼方へと遡り、未來から新たな時間がまた到着して、何度も姿とカタチを換えた現在がもうすぐ誕生する。
境界線を走り渡り、境界線を走り渡り、境界線まで走り渡って、旭日の日々へとさぁもう辿り着こう
詩人:morning star | [投票][編集] |
懐かしい郷愁がとめ処無き涙が溢れくる。是れは必然。
とおき場所、還れる時間、抑え様も無き歓び。
歌が生誕れたように、想いが刹那いように、とおくへちかづくように
歌がきこえたように、憶いがとどいたように、あしたが決しておわらないように・・・
忘れ無い郷愁がとめ処無き真実が浮き上がる。是は必定。
詩が紡がれたように、祈りが続いたように、なみだがいくつもながれたように・・・
忘れ無い郷愁が、とめ処無き真実が、忘れ無い郷愁が、とめ処無き記憶の果てで、いま風に乗りながら
詩人:morning star | [投票][編集] |
太古の風を浴び、
流れきた刻を謳おう。
瞬きで刻も終るならば、
命運もそのままに、
心情もそのままで
太古の風をよび、
歩いてゆく刻をゆこう。
瞬きで刻も生れるなら、
幸運もあのままで、
確信も忘れずに
太古の風を浴び、
太古の風をよび、
太古の歌をきき、太古の夢をさがし
太古の声をみ、太古の時間へ進み
太古の風を浴び、
太古の風をよび
詩人:morning star | [投票][編集] |
星の瞬きを心の窓から眺めて、
行末のもっとずっと先の彼方画いてみた
照り輝いた夜が上ったばかりの朝陽に明け渡されて、散り散りになった煌きの雨、快くまとったならば、その感性、黄金みたいな羽衣に換えて、何処までもとおくたかく昇り詰めて居よう
詩人:morning star | [投票][編集] |
光の海へ吸い込まれて、
忘れてた時間おもいだし
ゆれていた夢、花のように咲いた
囁きの風、流れて来たよ
忘れないでいた時、ようやくみつけた
光の渦へ巻き込まれて、
進めずにいた時間ゆっくり離れ
微笑っていく夢、歌の様に詩って
光の夜へ歩き始めた、光の夜へ歩き始めて
詩人:morning star | [投票][編集] |
時が充ちて、革変の夢咲き、来訪の槌音微か響きし波の詩声、夜の幕閉じ、朝の陽光(ひかり)命宿して、雷鳥(とり)のはばたき天涯をも越えて
詩人:morning star | [投票][編集] |
幻のひかりと鳴って、魂をえいえんに浮遊しよう
ぼくの時空を、その時空へと融かす
幻のあかりに鳴って、魂をえいえんと旅する
ぼくの心を、その宇宙へと委ね