羽根を伸ばして、天空の唄をイメージし、暗黒の心を超えてく

落ちてきた雨に染まったままでいたとしても、ずぶ濡れの泪の昨日が、輝やいて明るいあした連れてくる

壊れ過ぎた景色に諦めを信じ過去を妬んでみたとしても、過ぎさった昨日は変わら無い

嘆きの言葉闇へ幾ら放り投げてみたとしても、砕けた昨日はもう戻ら無い

羽根をはばたかせて、天空の灯りイメージし、痛切の心忘れていく

羽根をひらいて、天空の地をおもいだし、帰るべき処目差してく


羽根をいだいて、羽根を伸ばし、羽根をいだいて、羽根のままで

眼差しへ虹を映し、輝にあすを画いて、言の葉へ喜望を綴じ込めた

時めきに願いを懐き、颯爽と凛風の如く駆け、煌々と台地から灯火

宙では綺羅星が結ばれ、生命は帰郷を夢見、胸中は己心を求む

月宮は芒に護られ、光明は常闇を照らし、三世は詩の旋律に依り奏で唄話れ

夢の中を一人歩く
白雲の視界の中只出口を目差してく

見渡す限りの白波の国で訪れを待つ

風が吹いて、時が刻まれて、鮮明な記憶と一緒に

夢の中で一人謳う。
白雲の視界を塞ぐ道のりの其ずっと先へと

風が吹いて、時が流れて、克明な景色の想い出と一緒に



風が吹いて、時が生まれ、自身を信じて

芒が風に揺れていて、夕陽が時間まで茜に染めてく時節

風の香りも季節を換える
時の温度さえ遠い未來促し

情景が記憶を連れて来て、背景が情熱を僅か彩れば、選択んだ運命さえあたかも星の船の様

芒が風に躍っている、夕焼けの場所が呼び寄せた想いで

永久の約束も宙を抜けて誓いの音律

天へ虹が登っていく
雲を掻き分けて
完成する時間なぞる様

瞳に映す色、心の言葉語り出し
あすに吹く風、どんな夢香らせて

呼吸も呼応も鼓動も命のrhythm息衝いて

天へ虹が上がっていく
宿縁を施して望んで、

完結する志向遠く結び付けて

新しい時代(とき)が誕生れて
星空に祝福の歌が流れて、

命に涌き上がる旋律が宿命を創り奏でて、久遠の陽差しさえ、温かな鼓動の様、今此処迄も辿り到達く

海を越えて、時を超えて、闘いを終えて、始まって、繰り返して、睡っては目醒めて、命の歌は物語られて

生まれる以前から流れてた時間・・・
その時何処に居たの
ずっとこれからも繰り返されていく時間

識ら無い事ばかり、驚いてる間に今生も瞬く間過ぎてく

朝起きて、御早うの心、太陽まで届けて瞬間を感じている

目覚ましのベル鳴ら無くても、想い出せるよ、過去の記憶が識っている

涙は識らずに流れても、如何して世界は真実迄近付いていく


生まれるずっと前から生きていた

涙は嬉しさでこぼれても、決まってたみたいにほんとうの最期へと辿り着く

瞳をとじて真っ暗闇な宇宙、記憶を明かりに換えて、歩けない道に歩み進む

真っ暗闇な時間、銀河を描き、星々を散りばめ、海を創造った

未知の時間、真っ白な未来、足跡は刻まれて

最期に在る光、とび込む迄、ずっと近づいて

久遠の調べ、何処からとも無く
現れては漂い、運んで来たよ

故郷の調べ、つつみ込む様に安らぎの調べ

何処から来たの、何処まで征くの

睡たくなる様な、すべての感情消えてゆくみたいに


久遠の調べ、何もかもすべて、歓びへと転換えて

忍辱の鎧を着、爆進の魂魄を留め、生命奥深くに或る九識なる都を未だ目差す

風を誦み、時を創り、命を誕生み、涯を憶う

雷雲を浮かせ、大風を動かし、革新を歌う


永劫なる刻を越えて、永久なる日々を終えて、永遠なる夢を過ぎて