眷属の囁いた言霊が、魂の泉の水面に波紋を拡げて、共振を与えた瞼綴じ、現世に生命の息吹や脈動を察知じて、意識下層(ふか)く、記憶遠く、宿縁(えにし)の手綱たぐり寄せ、未來世を共に創造り前進みゆく己心が生命に息衝く、今世紀(とき)を飛翔けゆく意志の使命(おもい)解き放し、臨終(ねむり)の前夜迄も燃え尽きさせる一念で奔りきりさせ給え
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