深い睡りの夢の奥底(そこ)でいったいなにを観てなにを感応じなにを得て、いま又再び還ってきたんだろうか此の不確かの慣わしばかりまかり通る危うく紙一重な浮遊世界に居て、誰人さえ作り笑いを崩しながら剥がれ落ちる未来へと突き進んで居る。壊れそうな唄を壊さないように歌い抱きしめて、我見は壊さず疑わず省みずに、探究心は忘却してる事すら忘れて
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