詩人:morning star | [投票][得票][編集] |
“愛別離苦"の哀しい別離(わかれ)
切なく侘しい感情が充満して
壊れそうな悲鳴をあげてる
無気力に支配された世界に在って
突き抜けた光りの波動の感情湧き出だして、
時間の大波を掻き分けながら前進む
辛苦の宿命から劈かれた魄は、彼方此方で点在して、
絶句したまま雲のながれを見上げ眺めるも、
自身の生命の内奥の秘密には眼目(め)を向けられずに…
あした以降を消したくて、
過去のスベテ忘れたくとも、
運命は影のようにくっつき
何処に逃れようとも泪さえも棄てさせてもくれない…
定められたみらいへと続くとびらを換えたくて、
予め決められた足取りの方角を一新させたくて、
時代(とき)の流れの向こう側へと如何(なに)かをさがして観た
其所では…
夕焼けも旭日(あさひ)もずっと過去世(むかし)からなんら変わらずに、
わたしたちの影とみらいを作り照らしていたよ
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