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ヨミの部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] 死鬼
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明日

死鬼ガ

キテ

今スグ死ヌ



二日後死ヌ



選バサレタラ

後者ヲ 選ブデショウ

後悔 
シナイヨウ

生キテ

キタ

ハズ
ナノニ…

2006/05/11 (Thu)

[12] 再壊
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他人の影
高架下から
みてる
殻の僕がいる
空の僕がいる


鮮明に思う
あの頃の破片
忘れかたを
知れないから


笑ったキミ

やってきました
懐かしい風
僕を襲う

こわしたキミと
治せない僕

もどれぬ時間
造りました

うつむく君の
涼しい顔

少しは吐き気
おさまります

いまでは何でも
ないふたり

いまの誰かを
大切に 大切に


他人のキミ
高架下から
てを,,,

2006/05/13 (Sat)

[13] 
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目がかすむ
夜ノ街 過ぎる景色
終電に揺らぐ
濁った景色

窓にうつった自分
睡魔に殺サレ
孤独そうな他人
みんな似ているね

降りたつホームは
耳障りな警笛渦
手をつなぐ人びと
横目に 僕
家路をただ辿る

こんな血のナイ夜
あと どれだけ
過ごすのか
子供の頃 の僕
馬鹿にして
笑ってる

僕に笑われ
僕に嫌われ
僕に怨まれ
僕は眠った

2006/05/15 (Mon)

[14] 
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ぼくがまだ

おさなきころ

あそんだ いえ

そこにいたあのひと。
ぼくのてをひき

あるいた せんろ

なきむしの ぼくを

なだめてくれた

いつも いつも。。。


月日がながれ

ひさしき

アナタ

あの家で

むなしく物謂わぬ

‘抜け殻’

なにもいわない

よみがえる

あのひび

とまったままの

アナタ


もう泣いても

なだめては

くれなかったね…


さよなら

2006/05/15 (Mon)

[15] 糸屑
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絡まった糸

屑になって

埖になって

絶望の日び

横にいる?

誰かの影を

踏んだまま


ある真夜中

やつの幸せ

祈ってみた

荒んだ鼓動

ひいていく

砕けた心骸

拾い集め…

2006/05/23 (Tue)

[16] 睡眠剤
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眠気を装う

終われぬ現実

変わらぬ現実

夢心地な

それらすべてに

あたまが重たいあたまが重たいあたまが重たいあたま が

朝ガクルよ

網膜が痛む

うわべの現実

よごれた現実

それらすべてに

睡眠剤投薬

いらない記憶

少しだけ

捨てましょう

2006/06/07 (Wed)

[17] 
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………………………………………………………………… 。




(第21条)

2006/06/12 (Mon)

[18] はいいろ
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澄あがるはずの

空模様も

今では塵埃まき

廃色と化す

「…」だらけの

時の流れ

なにもしない

わけでなく

なにをしたいか

わからないだけで


僕のほしいもの

それはとてもとても

微かな喜び

それすら

見つけれぬ僕を

馬鹿にして

喜ぶ あなたを

馬鹿にして

喜ぶ 器用な僕は

廃色のあした

また黒く塗るのかな

2006/06/13 (Tue)

[19] 遮断機
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さよなら しか

聞こえない

列車に 背を…

みえない顔


見なれた横顔

いつもの横顔

あたりまえのことに

疲れたのかな

冷えきったことば

うそのことば

もとには

もどらない

他人だね


列車は過ぎさる

いない きみ

さよなら


 壊れた

  ままの

   遮断機

2006/06/24 (Sat)

[20] 一枚の紙きれ
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ごみ箱に棄てた

現実という名の

一枚のかみ

なんど棄てるも

僕に もどる

知らない人に

ふみつけられ

雨に

うたれ

ぐしゃぐしゃに…

きれいに延ばして

きれいにならず

また 丸めて

投げ棄てる

誰も拾って

くれやしない


尊さ
脆さ

繰り返す自問…


その紙をもつのは

自分だけ

その紙を破る

それも

自分だけだ

2006/06/25 (Sun)
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