肌触れる冷気首を逆撫で心ないあいつ胸えぐるうろたえる影心曖昧先立つ念い萎む言葉 何故に揺らぐ声震えも優しい辿る道縋るくだらないね悲しみの姿を無理に綴る湿った文字の螺旋狂ってほしい 風が止んだようひとりだった手元は空回りそれもいい空気が乾くとすっと思い出す逆さま幸せ絵空事みたい穏やかな刻
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