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旅人モドキ(左利き)の部屋  〜 新着順表示 〜


[35] #0035
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

みんな悩みの処理に疲れ 慌てふためいてないか
じっくり焦らず憩うがいいさ
波うつリズムで寝転がり ぐうたらな様で食べまくる
休息に費やしても飽きたらず
とことんストレス解消を望むなら 笑いのひきだしに手を突っこめ
きみの保管するネタを拾うんだ
酒のさかなにして興じたら こっそり地下室へ返しておくよ
何度も腹を抱えるほどおかしくて
たまに期待を裏切られても 快感がより味わい深く
まさかのトリックに目を丸くする
勢いづき凸凹道を駆け抜けちゃえ たどり着く展望台から
一途で根拠のない自信をばらまけ
きっと芸人魂がふりゃ愉快で 素人どうしで笑えるアイテムだろ
あそこの迷宮でオチをひねりだせ
幸せのお土産はリサイクル品で また思いだし笑いしちゃう

2008/12/14 (Sun)

[34] #0034
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はだみ離さず持ちあるきたい
煮つまった策のあれこれ
書きかけの日記帳
むらがる句では濡らせない
不意のやさしさ嵩ばるものか
奏でるはきみの口笛
席を蹴りせめぎ合う
ふき飛ばすほど恋い焦がれ
心密かにもみじを散らす
どしゃ降りに打ちひしがれて
かみ締める無力さを
大河にさらし泳がせる
問わずがたりの向こう岸まで

2008/12/14 (Sun)

[33] #0033
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おれの心で 巣くうめざとい渡り鳥
たわわに実る巨樹へと 飛び立つならば
うつろな穴をやがて 苦悩が埋めるのか
そして歴史はぬけがらを残す
逃したはずの輝き いまさら訪れるとは
ひきつった笑顔でも 張りつめた感情は和むだろうか
三つの針が重なるころ
肌をかわかす流れに身をゆるめ 待っている

2008/12/14 (Sun)

[32] #0032
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まどろみたいのだから
よいのくちでまるごとくらいつき
ぶちまけたいのだから ありえないっておもうことはたいていある
のっかりたいのだから ことばあそびなのかもね
ありがたいのだから もうけがきりあげたいのだから
こころぐるしくけだるいあさでも
かえってみたいのだから
からっぽのうつわへかけながすしみずをみきわめて
いたいのだから いいたいのだから うたいたいのだから

2008/12/14 (Sun)

[31] #0031
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ゆらぐコモレビ照り映える
ほんのトビラを開けると ナニカを忘れたむらに紛れ込む
すずしい人びとが穏やかに暮らし それぞれの独自性を貫く
ドナリゴエも ナキゴエも ワライゴエも
そこには存在せず
カレラはむだに奪ったり 欲張ったりしない
同じだとか違うだとか どうでもいい事らしくて
いつもホガラカなのに すずしげに振る舞う 冠婚葬祭とかのアツマリは一切なし
ふかい関わりを避ける
きみはミズカラの暑苦しさが 胸にせまり
みんなエソラゴトだと騒ぎ立てるが 決してメイワクがらず
のどかに生きる 足りないはずのカレラだけど そのすずしさが心地よい
イザコザの元なんて
失ってみたいよ ぼやきつつ近寄ってみたなら
なぜかインクの香りをかぐ 気付けばきみをつつむクラヤミ
ねぼけマナコをこすって 見返しめくれば ナガレボシふりやまぬ雑木林

2008/12/14 (Sun)

[30] #0030
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叫ぶ事すらできなかった
とまどっては
吹き荒れる嵐やしおれる朝顔に
ずっと瞳をこらし立ちすくむよ
秘宝の眠る
ほら穴が崩落した石でふさがり
むりやり出口のわきに放ったら
右肩を痛め
腕が上げづらいなんて
ろうそくの灯し火みたいな
ぼんやり照らす
雲間を漂う頼りない月影なのに
おびえて足が震えるのは
どうしてだろう
割り切れなさを言葉にするのさえ
おっくうで
ふしぎと涙もこぼれなかった

2008/12/14 (Sun)

[29] #0029
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水しぶきキラッ きみの手くびから跳ねる
ひこうき雲をみち連れに つかのまバカンス
はしゃぐ乾杯でこぼれる笑み ふたしずく
空いろビキニが新鮮な 波うちぎわに酔いしれる まき戻ってく情景
ゆかたに見とれつつ 指をからませ秘め事のにぎわい
ひまわり咲く丘のほとり 仲たがいとあふれる涙を ぬぐい去るミュージック
葉っぱのシャワーをあび 触れあう唇
いま海岸にたたずみ 黙りこむきみ
はるか沖へゆく船の積荷や いちめんに敷かれた星砂に なにを想う
さりげなくハグして しじまの暮れに寄り添い きみを温めたい

2008/12/14 (Sun)

[28] #0028
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

峠から傍観するホタルの織物
おれが初めてのぞむ街の光景だ アブク銭をしわくちゃに潰して
そよ風をやり過ごす
しょうがないでは済まなかった 弾痕うずく追憶
どうやら鬼ごっこは袋小路にハマる
虫酸よ走れ アオ シロ ミドリ たすきを掛けろ
天幕をさまようサソリにやられると
処方箋も無いか おれは闊歩している
不穏なウワサの及ばぬさびれた場末を
もやもやを払うけたたましい嬌声 おれ自身こそが
奮起しようと渇望するまで
廃墟に潜みもたれる熱帯夜を 人ってのがなんとなくスキっぽい

2008/12/14 (Sun)

[27] #0027
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

やればできるよ 今朝きみを励ました言葉が
耳鳴りのように反響する 降水に出くわし
うかつにも急ぐと身をすべらせ 血のにじんだ左ひじが チクチク痛む
きみの差しかける青い傘では 防ぎようもない紅炎が起つと パノラマを描く
架け橋のたもとを捜す浪漫と似て どう対するのか
踏み越えられぬ岩壁が阻んだら よじ登るより
うずもれた始祖鳥を発掘してやれ

2008/12/14 (Sun)

[26] #0026
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

たわけるな
ケータイ片手につぶやく もう限界なのか 足りないボキャブラリーを嘆く
やり直しだ 作りかけた文を消去してやる テーマが命じゃ
どうやら難しいとサジを投げた ふがいない
妄想ならば膨らませ放題なのに もどかしい変換
まず服にはびこるカビを落とせ 無理をいえ いま炭酸を飲んでるから
同時進行してさ タイムリミットの日付が近いぞ
うるさいよ いろいろ観たいドラマがあるし
後回しにしよう 夜が明けたらでかける予定だよね
始まる連休 楽しくアグレッシブに過ごしたい
どうなる事やら この不可解なゲームって面白いや
たわけるな

2008/12/14 (Sun)
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