詩人:HIRO | [投票][編集] |
あれは
いつの事だったか
君と歩いたあの山道
僕等の手には
草の剣が握られていた
大人になったら
悪者をやっつけるんだ
君はいつもの笑顔で
草の剣を振り回し笑っていた
いま 君はどうしてる
あの時の僕等を
まだ覚えているかな
いつの日か
いつの日か
幼い言葉で語り合ったもう戻らぬ日々
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知っているはず
みんな 知っているはずだよ
貴方のそばにいる恋人
いま 失ったら悲しいんじゃないかな
大切にしよう
大切にされよう
喜びは 楽しいよ
嬉しくなる
でも
悲しみは
悲しみしかないんだ
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あの時
僕等は此処にいた
静かに髪を撫でる風に吹かれながら
木に寄りかかって
空を見上げて
手を繋ぎ
離れないように
二人確かめあいながら
あの日から3年の月日が流れ
一人此処にきた
あの時は 気付かなかった
幹に刻まれ
3年の時を越えた
君の言葉
僕は
あの日を忘れない
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あの星と この星
どっちが
大きいのかな?
君の光
どれだけの年月を経て
この星へ 届いたの?
この星が生まれる前から
君はもう旅にでていたのかもしれないね
がんばったね
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永い航海
貴方の方位磁針は
もう 錆び付いて道を示さない
銀の針は
どんな嵐の時も
貴方の夢へ
私を導いてくれた
輝きを失わない
幻の虹へ
此処からは
私の 私の力だけで
航海を続ける
遥かなる想い
胸に秘めて・・・
物語は終わらない
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過ちばかり繰り返し
涙枯れぬ想い
切なさの恋を
今もまだ忘れられず
ただ 苦しむばかり
嘆き訴える心は
日々重みを増して
安らぎの眠りすら
邪魔をする
あと 幾日でこの心を失うのだろう
感情を失うのだろう
けして
遠い日の事ではないだろう
それまでは詩を
歌い続けていこう
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祈り遠く
届かぬ君の願い
Noise隠さず良心さえ消し去る街
こんな街で
君は 祈りを風に包み空へ送ることあきらめずに
このぶ厚い雲を抜け
青空へ突き抜けるまで
祈りは続く
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なぜ詩を書くのだろう
意識を壊す為
意識を戻す為
精神を消す為
精神を見つける為
感情を忘れる為
感情を感じる為
きっと 答えはない
見えない迷路
ただ 思うままに書く