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ワタナーの部屋


[456] あたしを呼んで
詩人:ワタナー [投票][編集]

消え去りそうな光だけを頼りに

君を捜しに出かける

きらついたナイフさえ
美しく見える闇の中

少しずつ君に近付く

振り返ってはいけない
そこに君はいない

振り返ってはいけない
闇に呑まれてしまう

何度でも
君の声を頼りに歩き出す


今すぐあたしを呼んで抱き締めて

離れ離れの2人でも心は繋がってる

そうでしょ?

今すぐあたしを呼んで抱き締めて

そこにあなたがいなくても
あたしはあなたを愛してる

だから…

お願い
あたしを呼び続けて

あなただけが頼りなの

2007/03/15 (Thu)

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