歩き続けるアスファルト上片目を瞑り夜景を見上げ強風に煽られ吹っ飛ぶ番傘片手握りしめた子犬の人形はらり…とはら、り…と舞い落ちる葉に空の川の小石を想い遠くはせる気ままなままにぼとりと落とした子犬の人形拾う間もなく退かれ潰れ子犬は夜空を見やるそれは無様なままに生きた私
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