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シャオチェの部屋


[5] 永遠
詩人:シャオチェ [投票][得票][編集]

君こそが其れ
君の存在こそが其れだ


哀れな子豚の俺に
手を翳(カザ)し 撫でてくれ

君の言葉は
生きている意味を彷彿させる



君こそが其れ
君の存在こそが其れだ


眠れぬ蛙の俺に
柔らかな接吻を 唇へ

君の肌は
優しさの象徴



君の喉仏は
俺が恋愛だと勘違いする躰の一部



地位や名声や金など
君一人で占めてしまってくれ
略奪してでも捧げたい



迷惑ならば捨て置けば良い


この君への思い
遂げることなくとも


其れである事
軽々と易々と出来よう


其れは誰しも無理だと言うだろう
其れは誰しも諦めてしまうだろう

それでも、
俺は君の夢しかみないから
易々と叶う

願いなどしない
叶うのだから


前など君で十分
後など君で十分
横など君で十分
夢など君で十分

ただ、
其れであることを叶う

2004/08/24 (Tue)

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