ホーム > 詩人の部屋 > なっこの部屋 > 投稿順表示

なっこの部屋  〜 投稿順表示 〜


[91] タイミング
詩人:なっこ [投票][編集]

足元は歩く歩道みたい

最初の一方を踏み出せずに戸惑っていたら
隣の貴方はひょいっと飛び乗った
とたんに、私たちの距離は遠くなった

言い出せずにいた恋は
私と共に残された
そんな気がした

2007/05/12 (Sat)

[92] 
詩人:なっこ [投票][編集]

掌の指の隙間から
ごぼれ落ちてゆく記憶
あなたの顔すら朧げで

ねえ、ステージの上のあなた
唄も声も音楽も素敵だったよ
最高に輝いてた

必死に瞳に写したあなただったけど
ほら、もう掌の指の隙間からごぼれ落ちてゆく
悲しいけれど、
あなたが言う通り

せめて再び夢で会えたなら

2007/05/21 (Mon)

[93] 透明な世界
詩人:なっこ [投票][編集]

あなたが居ない
側に居ない
たった
それだけで
世界から音が消え
色が消えた

街を歩いてみても
そこには無機質な無音の透明な世界が広がるだけ

人の波に漂って
行く宛てを無くした

君が居ないだけで
それだけで
世界が一変した

2007/06/10 (Sun)

[94] 身近な自然
詩人:なっこ [投票][編集]

どこまでも続く綺麗な夕焼け空

見上げればそこにある満天の星空

窓際のカーテンを揺らす爽やかな風

そんなことを感じると
生きてるのも悪くないなって思う

2007/06/15 (Fri)

[95] カラフルデイズ
詩人:なっこ [投票][編集]

絵空事みたいに
くすんだ毎日を綺麗な水色に染められたらいいのに

苦手な上司も真っ白に塗って、その上に大好きな空色を吹き掛けたら
きっと毎日は輝くだろう

君に会う前には、全身にきらめくシルバーを浴びて
大好きだよと伝えるんだ

2007/07/27 (Fri)

[96] 寝る前に
詩人:なっこ [投票][編集]

決まって夜の12時に溢れる涙を止める術を知らない
ボタン一つ押せば繋がる距離は遠すぎて

暗闇の中に切なさの意味を探す

そして最後に夜空を見上げ涙を隠し
また明日を待つ

2007/07/25 (Wed)

[97] 削除する
詩人:なっこ [投票][編集]

叶わぬ想いならば

今の私にできることは
ケイタイに残る
あなたからのメールを
消してゆくだけです
お誘いメールも約束メールも辛いのです

叶わぬ想いなら
いっそ朽ちてしまえばいいのに

2007/08/05 (Sun)

[98] 関係
詩人:なっこ [投票][編集]

互いの糸は
ゆっくりと
絡まって
そして
結ばれることはなく
徐々に
ほどけてった

そんな感じ

2007/10/31 (Wed)

[99] 孤独
詩人:なっこ [投票][編集]

孤独はそこに在る
目をそらしてしまえば
気付かないけど
そこに在る
ひっそりと漂って
例えば夜空を見上げた瞬間を狙って
姿を見せたりする

孤独はここに居る

2007/10/31 (Wed)

[100] 元気?
詩人:なっこ [投票][編集]

私たち、やっぱりだめだったね

どうか私を恨んで
そして記憶から消して

あなたから離れた私をもう想わないでいて欲しい

どうか憎んで
あなたが望むなら
すべてをあげる
すべてを返すわ

だから、どうか泣かないでどうか苦しまないでいて
私を許さないでいて

2007/11/28 (Wed)
136件中 (91-100) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >> ... 14
- 詩人の部屋 -