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なっこの部屋  〜 新着順表示 〜


[96] 寝る前に
詩人:なっこ [投票][編集]

決まって夜の12時に溢れる涙を止める術を知らない
ボタン一つ押せば繋がる距離は遠すぎて

暗闇の中に切なさの意味を探す

そして最後に夜空を見上げ涙を隠し
また明日を待つ

2007/07/25 (Wed)

[95] カラフルデイズ
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絵空事みたいに
くすんだ毎日を綺麗な水色に染められたらいいのに

苦手な上司も真っ白に塗って、その上に大好きな空色を吹き掛けたら
きっと毎日は輝くだろう

君に会う前には、全身にきらめくシルバーを浴びて
大好きだよと伝えるんだ

2007/07/27 (Fri)

[94] 身近な自然
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どこまでも続く綺麗な夕焼け空

見上げればそこにある満天の星空

窓際のカーテンを揺らす爽やかな風

そんなことを感じると
生きてるのも悪くないなって思う

2007/06/15 (Fri)

[93] 透明な世界
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あなたが居ない
側に居ない
たった
それだけで
世界から音が消え
色が消えた

街を歩いてみても
そこには無機質な無音の透明な世界が広がるだけ

人の波に漂って
行く宛てを無くした

君が居ないだけで
それだけで
世界が一変した

2007/06/10 (Sun)

[92] 
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掌の指の隙間から
ごぼれ落ちてゆく記憶
あなたの顔すら朧げで

ねえ、ステージの上のあなた
唄も声も音楽も素敵だったよ
最高に輝いてた

必死に瞳に写したあなただったけど
ほら、もう掌の指の隙間からごぼれ落ちてゆく
悲しいけれど、
あなたが言う通り

せめて再び夢で会えたなら

2007/05/21 (Mon)

[91] タイミング
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足元は歩く歩道みたい

最初の一方を踏み出せずに戸惑っていたら
隣の貴方はひょいっと飛び乗った
とたんに、私たちの距離は遠くなった

言い出せずにいた恋は
私と共に残された
そんな気がした

2007/05/12 (Sat)

[90] 
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浮遊する意識は上昇し
帰すべき在りかは失われ
昇華する
無となりて
穏やかな眠りに就く
永遠に奏でるメロディーの音となるその日まで

2007/03/17 (Sat)

[89] 泣ける場所
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安心して泣ける場所は
何処にあるのか探してた
この前の夜は
見つからなくて
独りぼっちに取り残された
近くまで行けるのに
いつもたどり着けないんだ
そこに君はいるのに

2006/12/28 (Thu)

[88] 再開
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ふと、あの頃がここにあればいいと思って
悲しくて泣いた
あの頃の雰囲気に包まれて温かくて、愛おしくて
切なくて泣けた

あの頃からずっと遠くにきた今でも
優しくて、鈍感で、変わらずの笑顔のあなたに
困ってしまった

2006/10/23 (Mon)

[87] 消化
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忘れないことは、罪深でしょうか

時計の針音しか聞こえない静かな夜は

眠りにつく、その瞬間に涙が溢れ出す

いつか、この習慣は消えるのでしょうか

罪は消えるのでしょうか


あの人は思い出になるのでしょうか

2006/10/02 (Mon)
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