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saixaiの部屋  〜 新着順表示 〜


[153] 『舵を取れ』
詩人:saixai [投票][編集]


始まりはいつでも
小さな引っ掛かり

気付けるか否かの
小さなかすり傷

時が過ぎゆく
歯車は休まず回転し続ける

僕等は次第に意識し始める

芽生えたものを
誤魔化せない

人生の歯車は狂いもしない
いつでも思いのままに
軌道修正できるのさ


さぁ キャプテン
望みのままに



2003/10/22 (Wed)

[152] 『心の拠』
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いろいろ思い浮かべて行き着いた
私のなかの欲求は
ただ 一つ

自然と零れる笑い声のある空間

キミが私に向かって笑ってくれるとね
キミの笑い声を聞くと私も笑っちゃうの
心が緩むんだよ

それで 思い出すの

こんな風に笑ってきたんだなあ ってね

特別に面白くしようとしなくても
私も笑って
皆も笑って

すごく心地よくて
すごく幸せなの

心を緩めて笑ってくれるのが嬉しくて
ついつい笑っちゃうの

そしたら ほら
もう笑い声は絶え間なくてね

笑いあえるって
格別に素敵な事に思えるのよ

2003/10/22 (Wed)

[151] 『いさり火』
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静かに波打つ海
浜辺では穏やかな波を見せる海も
沖ではどんな姿だろう?

空は一面曇り空
濃淡のある灰色と白色の世界に
思わず筆を取りたくなる…
この風景を描きたい…

しかし
取る筆もない
写し取る技術なんて備えてもいない

ならば
脳裏に・・心に焼き付けよう
何よりも鮮明に


空を映す海は暗い
それでも波打ち際では透き通った姿

辺りは次第に薄暗くなっていく
太陽は見えずとも日暮れ


ぽつ ぽつ と
水平線に明かりが浮かぶ

漁火だ

闇が深まると共に漁火が増えていく

あっという間に
水平線は光の粒子で埋め尽くされる


「あれは韓国の街が見えてるんだよ」
とか
「あれは日韓連絡橋で道路の明かりなんだよ」
なんて嘘も信じてしまいそうになるほど

美しさに息を呑む

そんな風に
ロマンチックに見える漁火も
遥か沖では
漁師の戦場を照らす命の光

2003/10/22 (Wed)

[150] 『震え』
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胸の奥が…心が微かに震える
じわじわ と じーーん と
なんだかカラダの芯が くすぐったい

心が動く

ふわっと 高ぶり
小刻みな震えが涙を呼ぶ

カラダの芯の震えは
次第に カラダ全体を支配する

トクトクトクトク…

トットットットッ…

速まる鼓動
コントロールが難しい

じゃあ 今しばらく
流れに任せていよう

目を閉じて

トクトクトクトク…

あぁ こんな風に生きている


トクン トクン …


2003/10/22 (Wed)

[149] 『ガラスの壁』
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強張った感情の波が
君を支配しながら
ガラスの壁は樹立する

誰しも生みだす
ガラスの壁は
気分次第で伸縮する


知ってるかい?
―知ってるよ。

気づいていたかい?
―・・・


ひとり
たたずんで
さみしがって

一人
淋しがって
理解者を求めて

ヒトリ
あるものを懼れて
固く目を閉じて

独り
ガラスの壁を
どんどん厚くして
広げていく


叩き壊してくれる人を
どこかで期待しながら

2003/10/22 (Wed)

[148] 『葛藤』
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すべては己に還ってくること
故に 逃げたくない

先が見えるから

未来が見えるから

わかってるから

結末が想像できるから

逃げたくない

ある路線に立ち
その行き先が見えるから

行きたくない路線に入らないように
ココロの舵取りを…

ときに

思い通りにいかなくて
苦しくて

でも

逃げちゃダメなんだって

その先が想像できるから

踏みとどまって

次の路へ

2003/10/22 (Wed)

[147] 『ちょっとね』
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たまに 振り返る
自分の軌跡

落し物してないかな?

ちょっとね

気になった。


そんな自分を…

ちょっと
褒めてみようか?

ちょっとね

ちょっとだけでもね

誇れる自分でありたいんだ


ちょっとずつでもね

積み重ねて

いきたいんだ


2003/10/22 (Wed)

[146] 『ほんの少し』
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ほんの少しの勇気があれば
環境が180°違っているかも?
なんて言わないけど
状況が90°違っているかも?
なんて言わないけど
視線が45°違っているかも?
なんて言わないけど

ほんの少しの心掛けで
自分自身を1°ずつでも
変えられるかも知れないね
どんな風にも変化自在
思いのままに調整できるよ

ほんの少しの勇気を出して
些細な挑戦

ほんの少し…

そこから始まるから…


2003/10/22 (Wed)

[145] 『さみしさと共に』
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もしも…
友達が孤独だと言ったなら

きっと…
僕はさみしく思うよ

だって…
そんな想いにさせてしまってるんだから

友達にとって…
僕は友達じゃないってことだから

だから…
さみしいんだ…

僕は…
友達が孤独じゃないってことを
気づかせてあげたい

たとえ…
僕を友達だと思っていなくても

永遠に…
友達だと思われる日が来なくても


2003/10/22 (Wed)

[144] 『意識過剰』
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そんなに誰かが気になるの?

比べられないものを
比べて気にして

その事に気付かないの?

無意識に比べてるのは…
自己の理想と現実…

誰かの中に
自分の影を見ている人々

本当は…
誰かなんて関係なくて

眺めてて…

殊更 浮いて目立って感じるのは
自分の中で気にしてる事

結局…
誰かなんて関係ない

2003/10/22 (Wed)
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