詩人:saixai | [投票][編集] |
始まりはいつでも
小さな引っ掛かり
気付けるか否かの
小さなかすり傷
時が過ぎゆく
歯車は休まず回転し続ける
僕等は次第に意識し始める
芽生えたものを
誤魔化せない
人生の歯車は狂いもしない
いつでも思いのままに
軌道修正できるのさ
さぁ キャプテン
望みのままに
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いろいろ思い浮かべて行き着いた
私のなかの欲求は
ただ 一つ
自然と零れる笑い声のある空間
キミが私に向かって笑ってくれるとね
キミの笑い声を聞くと私も笑っちゃうの
心が緩むんだよ
それで 思い出すの
こんな風に笑ってきたんだなあ ってね
特別に面白くしようとしなくても
私も笑って
皆も笑って
すごく心地よくて
すごく幸せなの
心を緩めて笑ってくれるのが嬉しくて
ついつい笑っちゃうの
そしたら ほら
もう笑い声は絶え間なくてね
笑いあえるって
格別に素敵な事に思えるのよ
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静かに波打つ海
浜辺では穏やかな波を見せる海も
沖ではどんな姿だろう?
空は一面曇り空
濃淡のある灰色と白色の世界に
思わず筆を取りたくなる…
この風景を描きたい…
しかし
取る筆もない
写し取る技術なんて備えてもいない
ならば
脳裏に・・心に焼き付けよう
何よりも鮮明に
空を映す海は暗い
それでも波打ち際では透き通った姿
辺りは次第に薄暗くなっていく
太陽は見えずとも日暮れ
ぽつ ぽつ と
水平線に明かりが浮かぶ
漁火だ
闇が深まると共に漁火が増えていく
あっという間に
水平線は光の粒子で埋め尽くされる
「あれは韓国の街が見えてるんだよ」
とか
「あれは日韓連絡橋で道路の明かりなんだよ」
なんて嘘も信じてしまいそうになるほど
美しさに息を呑む
そんな風に
ロマンチックに見える漁火も
遥か沖では
漁師の戦場を照らす命の光
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胸の奥が…心が微かに震える
じわじわ と じーーん と
なんだかカラダの芯が くすぐったい
心が動く
ふわっと 高ぶり
小刻みな震えが涙を呼ぶ
カラダの芯の震えは
次第に カラダ全体を支配する
トクトクトクトク…
トットットットッ…
速まる鼓動
コントロールが難しい
じゃあ 今しばらく
流れに任せていよう
目を閉じて
トクトクトクトク…
あぁ こんな風に生きている
トクン トクン …
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強張った感情の波が
君を支配しながら
ガラスの壁は樹立する
誰しも生みだす
ガラスの壁は
気分次第で伸縮する
知ってるかい?
―知ってるよ。
気づいていたかい?
―・・・
ひとり
たたずんで
さみしがって
一人
淋しがって
理解者を求めて
ヒトリ
あるものを懼れて
固く目を閉じて
独り
ガラスの壁を
どんどん厚くして
広げていく
叩き壊してくれる人を
どこかで期待しながら
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すべては己に還ってくること
故に 逃げたくない
先が見えるから
未来が見えるから
わかってるから
結末が想像できるから
逃げたくない
ある路線に立ち
その行き先が見えるから
行きたくない路線に入らないように
ココロの舵取りを…
ときに
思い通りにいかなくて
苦しくて
でも
逃げちゃダメなんだって
その先が想像できるから
踏みとどまって
次の路へ
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たまに 振り返る
自分の軌跡
落し物してないかな?
ちょっとね
気になった。
そんな自分を…
ちょっと
褒めてみようか?
ちょっとね
ちょっとだけでもね
誇れる自分でありたいんだ
ちょっとずつでもね
積み重ねて
いきたいんだ
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ほんの少しの勇気があれば
環境が180°違っているかも?
なんて言わないけど
状況が90°違っているかも?
なんて言わないけど
視線が45°違っているかも?
なんて言わないけど
ほんの少しの心掛けで
自分自身を1°ずつでも
変えられるかも知れないね
どんな風にも変化自在
思いのままに調整できるよ
ほんの少しの勇気を出して
些細な挑戦
ほんの少し…
そこから始まるから…
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もしも…
友達が孤独だと言ったなら
きっと…
僕はさみしく思うよ
だって…
そんな想いにさせてしまってるんだから
友達にとって…
僕は友達じゃないってことだから
だから…
さみしいんだ…
僕は…
友達が孤独じゃないってことを
気づかせてあげたい
たとえ…
僕を友達だと思っていなくても
永遠に…
友達だと思われる日が来なくても
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そんなに誰かが気になるの?
比べられないものを
比べて気にして
その事に気付かないの?
無意識に比べてるのは…
自己の理想と現実…
誰かの中に
自分の影を見ている人々
本当は…
誰かなんて関係なくて
眺めてて…
殊更 浮いて目立って感じるのは
自分の中で気にしてる事
結局…
誰かなんて関係ない