詩人:アルバトロス | [投票][編集] |
季節の変化についてゆけず
風邪をひいてしまったよ
桜はほとんど散ったけれど
結局今年も花見に行けず
桜の花を散らす雨が
夜には寝苦しい湿りを連れて来る
どれほどあなたを想っても
雨に打たれて散らされてしまうような
そんな気がして
今の僕の愛はそれほどでしかないんだと
思った夜の夢に君がいた
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君が見つけた虹は
きっとホンモノだから
吹き荒れた嵐も
嘘にはできないから
目を閉じてもいい
だけどいつも感じて
僕らは幸せになるしか
それしかないから
きっとそれが嬉しいから
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崩すことはできない
僕はそこに立ってるから
積み木とは違うんだ
崩すことはできない
うまくごまかして
リスタートしても
結局は昨日の延長線上
終点や到着点だって
決まってない
人生に変化を与える
エピソードを待つより
途切れることなく挑戦
僕らは生きている
僕らは旅人
さあ行こう
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バイバイ
また明日ね
笑って手を振る
とりあえず今日は幸せ
明日は不幸せだとしても
忘れないでね
僕はいつも君を想ってる
あれ
涙じゃないけれど
夕日がぼやけて見える
目をこすった
ひとりの帰り道
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愛情と呼ばなくても
それは愛なんだな
麦酒を飲み干して
星空に揺れた僕は
いまさらだけど…
ううん
今だからこそかな…
そう思った
つまりは
僕が君に語りかければ
それは愛の言葉
スウガクテキ…には
愛は同様に確からしい
そんな感じかな
そうして今日も
ここに君がいる
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お揃いの思い出も
アルバムに閉じられて
光の反射に僕は
目を瞑ってしまう
もどかしくて
君の手をそっと
手に取っただけ
他意はない
愛はない?
嘘じゃないから
抱きしめて
僕を流れる何かに
意思を感じ
それでも届かぬ
僕は涙を流す
お揃いの愛してるは
消えた
シャボン玉のように
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それは僕の誕生日だった
少し遠くまで行こうと
いつもの遊び場とは反対の方向へ
見慣れた景色が知らない景色に変わり
いつのまにかそこは草の海で
僕は海を泳いでいた
草の波に揺られて
その日
少し遅くに帰った僕を
心配していた家族は
僕の誕生日を盛大に祝ってくれた
thema00
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なんだかもう
その小さな胸も
その大きな目も
どこが好きとかより
その舌をだす癖も
その笑顔でさえも
何が好きとかじゃない
惰性に支配された
それが良いか悪いか
わからないけれど
君と過ごす5年目
そして今日も
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君の涙
溢れて
溢れて
そして溢れて
君の涙は多分
神様が落とした希望
コバルトブルーの
(嫌われたルビーでなく)
あの海のように
(空は灰色に輝いている)
青く澄んだ希望
僕の足の吸い付く
その地面に落ち
いつのまにか
消えていたから
公園では少年が
スキップをしていた