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アルバトロスの部屋  〜 投稿順表示 〜


[142] とんぼ返り
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とんぼ返りして
世界は回る
それでもちっとも変わっちゃいない
とんぼ返りして
景色が回る
そしたら君が笑っていたんだ


だから今日も
とんぼ返りして
世界は回る
景色もぐるぐる回る
それでもって君
これでもって僕
大笑いしたのさ

2006/09/18 (Mon)

[143] じだんだんだったたじたじだんだ
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君を
なんていうか

そう
どうにかして
捕まえたいなって
たくさん
罠を仕掛けて
そういうわけだけど


まあ
君は全く
罠にかかるとか
そんなんじゃなく
楽しそうに
空を駆けていくから
僕も慌てて追いかけて


そうだね



罠にかかったのは僕さ
ちくしょう

2006/09/21 (Thu)

[144] わらべうた
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とてとて
ぺたた
てんころりで わっ

どきどき
たたた
てんころりで きゃ

わくわく
だだだ
てんころりで ひょ

さてさて
かかか
てんころりで えっ

やれやれ
すすす
てんころりで ぎょ

とてとて
すたた
てんころりで おしまい

2006/09/23 (Sat)

[145] 秋風の恋
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キンモクセイが香る
僕らの帰り道
ふたつ並んだ雲が
秋色に染まる


植物性が香る
君の髪の匂い
夕暮れせまる街が
秋色に染まる


そして
君の頬も
秋色に染まったなら

そう僕は
思いながら
少し切ない溜息をついたのです

2006/09/25 (Mon)

[147] ずっしりがっしり
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背中が重いぞ
乗るのは誰だ
両手が重いぞ
握るの誰だ

体が重いぞ
ああ重い
荷物は全部
捨てちまおう
抱えきれない
捨てちまおう

背中が重いぞ
抱きついたの誰だ
両手が重いぞ
引っ張るの誰だ

ようし捕まれ
風をきれ
もっと速く
走ってやるぞ

君が笑うと
笑うの僕だ

2006/10/03 (Tue)

[149] 昔の僕と今の君の映画のような恋
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昔の僕が今の君に恋をしたら
きっと僕たちは
スクリーンの中で出会う

そして
今の君が昔の僕に恋をしたら
きっと僕たちは
スクリーンを飛び出して

そして君と僕は
恋人たちのような
大人たちのような
キスをするんだ


早く幸せになって
早く幸せになって
君を見つけたのは
僕なのに

2006/10/13 (Fri)

[150] アルバトロスの詩3
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風の一生のように
僕の一生も
始まりと終わりがわからない
一瞬なのだと
星になった君が輝きながら
そっと耳もとで
僕に教えてくれた

だからその夜
溜め息の僕
両手で囲った月を眺めて

なんだ
全部ちっぽけなんだ
そう呟いて
そうして朝に
また朝に
また明日の朝に
君に笑顔を約束する

2007/03/09 (Fri)

[151] 一週間の記録
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そんでもって
チューして
ウィ演じて
察して
フラれて
去ったディ
それっきりで

2006/10/18 (Wed)

[152] スクイズ
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望むのなら
二死からでも
やってやる

2006/10/24 (Tue)

[153] あの星屑
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繊細な夜の光に
白い君の頬が綺麗
星屑も僕らに
想いを伝えてる
僕も頑張んなきゃ

手が届かないような
錯覚と憂鬱のシーソー
ちゃんと届いてますか
タイミング悪く
流れ星がひとつ

退屈もさよならも
ぜんぶ君のペース
僕は見てる

最初から最後まで
君にときめいてます

2006/10/26 (Thu)
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