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アルバトロスの部屋  〜 投稿順表示 〜


[154] アルバトロス短歌8
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夕間暮れ
北風運ぶ
すきやきの
甘い香りと
笑い声










ギリギリ?笑
じゃないっすね。
しかも駄作で、すみませぬ。
AIKU061022

2006/10/26 (Thu)

[155] 日記
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今日は星がきれい


それが僕にとって特別なのは
僕があまりにも空を忘れていたから



うん
初めて知ったよ



目を閉じても
星はきれい

2006/11/01 (Wed)

[156] 君が君に導く
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なにもないなんて
そんなことはない

そこには
きっとあるよ
なにかが
きっとあるはず



僕はもう
自由に縛られて
なにもかも億劫になって
自分さえも
うまくだませない

何のための心だ
何のための両手だ
何のための僕だ


導くのはいつも君
答えもいつも君

2006/11/07 (Tue)

[157] 銀河鉄道
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僕のものさし
短すぎて
キミとボクの隙間
30cmも測れない

何より
想い馳せたコーカサスよりも
キミは遠く
ボクの憂苦の終焉
立ち込める夕霧に霞んで消えた
まるで嘘のように

ボクは溜め息を飲み込んで
そのまま空を見上げて泣いた


夜空には銀河鉄道
SLが急カーブして走り抜けた

2006/11/07 (Tue)

[158] 残した嘘
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捨てられた猫みたいに
お星様に願い事さ
去りし日よ忘れてくれるな
あの日の僕の涙


北極星
北風にゆれ
煙草に霞んだら
もう手遅れ
イマイチの寸劇
寂しげに君は拍手するだろう

だから僕は笑って
君も笑って


指輪のダイアモンドに
君の涙が弾けたら
そいつは偽もんだぜ

2006/11/16 (Thu)

[159] おはよう
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君と出会った
その奇跡よりも
君に恋したことに運命を感じるんだ

2006/11/18 (Sat)

[160] 雨の後には
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渇いた音

満たされた雨



今日も変わらずに
僕を染めていく




何をしたって


何があったって




消えないよ

消せないよ





それ以上に





溢れてくるよ






空を見上げる度に


星が嘆いてる





星を見つめる度に


空がにらんでる





その瞬間にまた






君の顔が浮かぶんだ。








僕は立ち上がった





軋む水道の蛇口をひねりコップに半分だけ水を注ぐ





ごくりどろり
ごくりするり






口を漱ごうとしたのになぜか飲み干してしまう






僕は久しぶりに笑った
それは苦笑だっとはいえ







おや?雨はもはや霧じゃないか







何も見えないと思ってたのは


見ようとしなかったから






誰もいないと思ってたのは


いると信じてなかったから






そうやっていつも
届かない空を仰いでは




しゃがみ込んで
座り込んで



過ぎて行ったサンディ





声に出して叫べるほど強くはない






でも逃げ出すほど
弱くはない






それだけは分かるから





今こうして前を向けるんだ









どうやら外はもう






僕は曇ったガラスを手で拭った








ほらね








虹が









そして君が








きっとそれは
雨の贈り物







僕は笑った
それは微笑であったけれど






















サトリバトロス

2006/11/23 (Thu)

[161] 笑った泣き顔
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それは遠い昔
今日がまだ明日だった頃
君が笑った泣き顔だった頃の話


虹が霧に変わる前に
雨が虹を作る前に
僕らは出会って抱きあったのさ



飛べないと嘆く僕
飛びたいとせかす君
今になってわかったんだ
地面は続いてる
僕らの裏切りも気にしないままで



手を繋ごう
僕らそうやって
温い体温を分け合ってきた

歩いていこう
僕らそうやって
空に夢を抱かなくても


地平線の向こうには
昨日の僕らの背中
空は確かに広いけど
それはまた今度
今はゆっくりと歩いてゆこうよ

ゆっくりと歩いてゆけるよ

2006/11/23 (Thu)

[162] 夢と欲望に満ちた世の中で
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服を着た犬が
こっちを見て笑ってる

お前らには自由があるって
規律の中で教えられた

子供は大人の前では
静かにしているべきなのさ

2006/11/23 (Thu)

[163] 
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朝ってのはやっかいだ
なぜなら僕が僕だから

朝ってのはやっかいだ
なぜなら君が君だから

なるべく顔を見ないようにして
僕と君は
いってきますを
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2006/12/04 (Mon)
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