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アルバトロスの部屋


[310] 恋は水色
詩人:アルバトロス [投票][編集]

恋は水色だという

朱く染まったほっぺた
夕闇に流れるピアノの音
無関心に吹いた北風

勝手に嫌ったこの街から
悲しみを取り除いて
クズだけが残された
僕だけがいた

ただいま
その言葉は久しぶりすぎて
何色にも染まらずに
いつのまにか消えていた

明日は早く帰ろう
恋は水色だから
未来が透けて見えるから

2009/01/07 (Wed)

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